2ntブログ

「悪の教典」を見てきました。

2箇所の病院に通っているのですが、時間が空き
合間にメンズデイを利用して「悪の教典」を見ました。
以下、あらすじと感想を。。。

ーーーネタばれがありますーーー
高校の英語教師 蓮見聖司は見るからに好青年で他教師や教頭からも信頼厚く
女生徒に親衛隊ができる程、生徒達からも絶大な人気があった。

しかしそんな蓮見に疑問を持つ者が出てくる。理科教師の釣井は蓮見は仮面をかぶっているだけでなく
その本性はかなり危険な者なのではないかと察知し、蓮見の過去を調べ始めた。生徒の中にも早水佳祐、夏越雄一郎、そして直感的に危険を見抜いた片桐怜花がいた。

蓮見はそれらを知ると自分の現在の立場を守るため平気で「殺害」を実行していく連続殺人者(サイコパス)であった。文化祭の前夜、自分と関係を持った女生徒に秘密がばれそうになり校舎の屋上から自殺に見せかけ突き落とす。しかしその女生徒と二人きりいる所を目撃され、その目撃した生徒をも殺してしまう。

一度に二つも死体が出ては疑いを免れない。最も有効な死体の隠し場所は「木の葉は木の葉の中」つまり「死体は死体の中」・・・。一クラス全員が変質者に殺されてしまえば、特定の死体は目立たない。蓮見は自分自身の犯行を隠すため変質者にクラス全員が殺されたという事件をでっち上げることにし、実行に移していく・・・。


毎回思いますが文才の全くない自分には「あらすじ」って書くの難しいですねえ。
こう書くとなんか無理やりでショボイ話に見えますが貴志祐介の小説の方は緻密でショボさを感じさせません。ちなみにこのあらすじは多分に小説の要素を入れてあります。やっぱり映画では主人公のサイコパス蓮見誠司の心の動きはよく表現されていませんでした。これは文章と映像というメディアの違いがあるので仕方がないとは思います。が、やっぱ少々不満でした。そういった点を除いても「怖さ」が足りなかったと思います。

それにサービスシーンもなかったですしねえ(笑)
蓮見は親衛隊でリーダー格の少女を落とし「女」を教えていくのですが、これが全然サービスじゃないし。色っぽい保健教師と生徒の絡みも原作にはあるのですがこれも無し。あったのは蓮見の少年時代のヌードと蓮美役伊藤英明のシャワーシーン。ヌードシーン。男のケツみてもちっとも嬉しくないしなあ。やっぱ原作にはあるんだから女の子を脱がさないとなあ。。。

監督は三池崇史。個人的に一番最初に思い出す映画は「着信アリ」「オーデション」そして全米で放映禁止となったと言われる「インプリンティング~ぼっけえ、きょうてぇ~」ですね。「インプリンティング~ぼっけえ、きょうてぇ~」は米ケーブルTVにより世界のホラー監督13人の一人に選ばれ撮った映画だそうですがまだ見ていません。自分がこんなのばっか見てるためにホラーの監督だとばかり思っていましたが実はヤクザ映画やVシネマが多い監督だったんですね。しかしなんとなく納得しました。ヤクザ物も「血しぶき」でしょうから。その他には「ヤッターマン」とか「ゼブラーマン」「逆転裁判」も撮っています。

ただ今回の「悪の教典」は「ホラー監督」としては個人的に評価を下げました。
もしかして微妙にヤクザ物テイストなのかもなあとも思いました個人的にはヤクザ物って全然見ないんですが。
でも前述した世界の13人に選ばれながらアメリカでさえ自主規制されてしまった「インプリンティング~ぼっけえ、きょうてぇ~」は見てみたいですねえ。原作の「ぼっけえ、きょうてぇ」も読んでるので明らかにホラーですし。今や岩井志麻子から完全に卒業してしまった自分としてはどんな「ホラー」になっているか興味津々です。それにやっぱり「ホラー監督 三池崇史」を見てみたい。

アマゾンでDVD売ってるのですが貧乏人としては評価がよくわからない映画は買いづらいですし
近くのツタヤに入ってくれないかなあ・・・くれないだろうなあ。

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エロ漫画家 藤咲 真です。


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