海外版って・・・。
海外版のコメントを寄せていただきましたので私が知っている(経験した)事をちょっとだけ書きたいと思います。
もう数十年前になりますが最初に海外版を出していただいたのは多分「凪ちゃんのゆううつ」でした。
当時はアメリカのみの発売で、アメリカでは日本の単行本のような形ではマンガは売れないということでぺらぺらの(政府広報みたいな)冊子を2話ごと掲載して出しました。アメリカのマンガってぺらぺらですもんねえ。
その後確かスペイン語版も出すことになりましたがまったく同じ形態でした。
当時はまだアナログのみでしたので原稿自体は無修正になっていても印刷用の版には当然修正が入っています。ですので海外版を出すにあたり当地のデザイナーが局部を書き足しました。それが・・・やっぱ海外ですねえ、なんか日本人の目からはちょっとグロく見えたりして・・・。
当時一番困ったのは「反転」です。
日本語は縦書き、本は右とじです。でも海外は横書きで左とじ。そのままでは読みにくいので絵を反転させらてしまいます。
この反転はへたくそマンガ家には致命的です。
これがきつい。ほんとうにきつい。デッサンが整った絵ばかりならクオリティーはまったく堕ちませんが、左右のバランスが狂ったデッサンの絵があった日にゃあ目もあてられません。というか、ほとんどがそんな絵ばっかりでしたので送られてきた海外版を見た時のショックはものすごく大きくその後、各話版が送られてきても全然見ませんでした。。。
でもそんな状態にもかかわらずその後にも確かヨーロッパ版が出たと思います。
でも現在はデジタルになりました。ですので
無修正原稿がそのまま海外版として出せるようになりました。しかも左右反転もしなくてよいので絵が乱れる事もほぼありません。
つまりオリジナルの無修正原稿が海外版として出せたのが今回のフランス版ですね。しかもヨーロッパでは最近日本のような単行本の形で出せるので本としてのクオリティもほとんど落ちません。ある意味いい時代になりましたが・・・売れてるかどうかは自分ではさっぱりわかりません。
まあ、やっぱり内容的にフランス語版は国内では手に入らないと思います・・・。
もう数十年前になりますが最初に海外版を出していただいたのは多分「凪ちゃんのゆううつ」でした。
当時はアメリカのみの発売で、アメリカでは日本の単行本のような形ではマンガは売れないということでぺらぺらの(政府広報みたいな)冊子を2話ごと掲載して出しました。アメリカのマンガってぺらぺらですもんねえ。
その後確かスペイン語版も出すことになりましたがまったく同じ形態でした。
当時はまだアナログのみでしたので原稿自体は無修正になっていても印刷用の版には当然修正が入っています。ですので海外版を出すにあたり当地のデザイナーが局部を書き足しました。それが・・・やっぱ海外ですねえ、なんか日本人の目からはちょっとグロく見えたりして・・・。
当時一番困ったのは「反転」です。
日本語は縦書き、本は右とじです。でも海外は横書きで左とじ。そのままでは読みにくいので絵を反転させらてしまいます。
この反転はへたくそマンガ家には致命的です。
これがきつい。ほんとうにきつい。デッサンが整った絵ばかりならクオリティーはまったく堕ちませんが、左右のバランスが狂ったデッサンの絵があった日にゃあ目もあてられません。というか、ほとんどがそんな絵ばっかりでしたので送られてきた海外版を見た時のショックはものすごく大きくその後、各話版が送られてきても全然見ませんでした。。。
でもそんな状態にもかかわらずその後にも確かヨーロッパ版が出たと思います。
でも現在はデジタルになりました。ですので
無修正原稿がそのまま海外版として出せるようになりました。しかも左右反転もしなくてよいので絵が乱れる事もほぼありません。
つまりオリジナルの無修正原稿が海外版として出せたのが今回のフランス版ですね。しかもヨーロッパでは最近日本のような単行本の形で出せるので本としてのクオリティもほとんど落ちません。ある意味いい時代になりましたが・・・売れてるかどうかは自分ではさっぱりわかりません。
まあ、やっぱり内容的にフランス語版は国内では手に入らないと思います・・・。
コメントの投稿
No title
なるほど!国によって違うんですね。確かにアメリカは薄い本wばかりですね。フランスとかなら「呪禁師」とか受けそうな気がするんですが。
No title
ありがとうございます。日本特有のものは訳が大変だと聞いたことがあります(笑)呪禁師は同人でも描けたらいいんですけど・・・。