お米・・・石高
つい先日近くの大手スーパーで買い物をしていたら米売り場の大半がカラになっていました。
残っているのは新米の袋だけ。「新米の放射性物質を心配して古米を買うのに長蛇の列」というニュース記事を見ていたので「ああ、ここでもか」と感じました。が私は新米でも気にしないのでその時はそのままに。その後、米が少なくなったので買いに出たら今度は新米まで全部無くなっていました。米相場がはじまり買い注文が殺到、値がつかなかったというニュースがありましたがそのせいでしょうか？？これから米が不足するという不安が加速したのでしょうか、あれだけ人気のなかった新米もことごとく無く、がらがらになった米売り場は震災直後を彷彿とさせました。超オッサンな私は同じような体験をそれ以前にもしています。もう１５，６年は前になると思いますが大変な冷夏の年があり、東北地方を大冷害が襲い大凶作、日本が米不足になりました。どこに言っても新米はなく、あってもすごい高値。あの時はタイ米や中国米が緊急輸入され出回りましたが特にタイ米（インディカ米）は日本米とはちょっと別物に近く普通ではおいしく炊けなかった記憶があります。当時、東京の下町に住んでいてマンション裏の米屋さんが中国米とタイ米のブレンド米を販売していましたがそれさえも高かった。なのにまずい。後に日本米とほんとんど変わらないというカリフォルニア米が輸入されたりしましたが、今度は日本の米農家を圧迫するのではないか、という懸念があがりもめたりしていた記憶があります。たしかウルグアイラウンドはこの頃だったかと。。。（記憶違いかもしれません）
今回は震災が根本原因ですのでより深刻だと思います。やっぱり日本人は「米」なんですね。
現在は「一生懸命」でも正解らしいですが私の時代は「一所懸命」でなければ正解ではありませんでした。
これは鎌倉武士が自分の土地（一所）を守る為に命がけで鎌倉（幕府）に奉公することがその語源とか。武士政権は常に土地、つまり米が中心の政権ですから。江戸幕府の給料はお米でしたし。一番下の給料？は３０表二人扶持。つまり年間３０表もらえて二人を養えるという給料（？）そういえば「御家人斬九郎」は松平姓でありながらこの３０表二人扶持でした。（結局は「札差」商人にお金に換えてもらうのですが）
ちなみに大名の領国を量る「領国は坂本１９万石」などの「石」という単位。この一石という数字は人が一年間で消費する米の量なんです。つまり１９万石だと１９万人を養うことができる（年間１９万人分の米がとれる）国ということになるのですね。時代や国によっても違いますが、よく言われるのは「一万石＝２５０人」・・・これは一万石の大名だと２５０人の兵士を出すことが出来るということです。つまり１０万石なら概ね２５００人の兵士を動員できると。「海道一の弓取り」今川義元が上洛のため（と言われる）軍事行動に動員した兵数は公称「４万」しかし今川氏の領国は駿河と遠江あわせて石高は１００万石。となると実数は「２万５千」だったということでしょうか。それでも織田勢「３千」ですからは大敵だったのは間違いないでしょう。それにやっぱり１００万石は大国ですし。
関が原のとき西軍の中心の石田光成は１９万石、対する東軍の大将徳川家康は２００万石と何かの本で読みました。役１０倍ですよねー汗。正確には西軍の大将は毛利輝元、確か１２０万石なので釣り合い？はとれているようですが輝元は大阪城にいて関が原には出てきませんでした。（そういえば徳川の本軍３万も結局間に合わなかったんでしたっけ）そもそも、この頃の小大名の石高はよくわからず関が原に何人兵士を出したかで石高を類推したというような記事も読んだ記憶があります。・・・ほんとに記憶が曖昧なので間違っていたらすみません。。。
江戸時代、江戸幕府は「旗本８万騎」この計算でいくと幕府は３２０万石。江戸徳川領は４００万石との記事も読みました。他に２万人の歩兵（足軽）も動員できたということでしょうか。。。
残っているのは新米の袋だけ。「新米の放射性物質を心配して古米を買うのに長蛇の列」というニュース記事を見ていたので「ああ、ここでもか」と感じました。が私は新米でも気にしないのでその時はそのままに。その後、米が少なくなったので買いに出たら今度は新米まで全部無くなっていました。米相場がはじまり買い注文が殺到、値がつかなかったというニュースがありましたがそのせいでしょうか？？これから米が不足するという不安が加速したのでしょうか、あれだけ人気のなかった新米もことごとく無く、がらがらになった米売り場は震災直後を彷彿とさせました。超オッサンな私は同じような体験をそれ以前にもしています。もう１５，６年は前になると思いますが大変な冷夏の年があり、東北地方を大冷害が襲い大凶作、日本が米不足になりました。どこに言っても新米はなく、あってもすごい高値。あの時はタイ米や中国米が緊急輸入され出回りましたが特にタイ米（インディカ米）は日本米とはちょっと別物に近く普通ではおいしく炊けなかった記憶があります。当時、東京の下町に住んでいてマンション裏の米屋さんが中国米とタイ米のブレンド米を販売していましたがそれさえも高かった。なのにまずい。後に日本米とほんとんど変わらないというカリフォルニア米が輸入されたりしましたが、今度は日本の米農家を圧迫するのではないか、という懸念があがりもめたりしていた記憶があります。たしかウルグアイラウンドはこの頃だったかと。。。（記憶違いかもしれません）
今回は震災が根本原因ですのでより深刻だと思います。やっぱり日本人は「米」なんですね。
現在は「一生懸命」でも正解らしいですが私の時代は「一所懸命」でなければ正解ではありませんでした。
これは鎌倉武士が自分の土地（一所）を守る為に命がけで鎌倉（幕府）に奉公することがその語源とか。武士政権は常に土地、つまり米が中心の政権ですから。江戸幕府の給料はお米でしたし。一番下の給料？は３０表二人扶持。つまり年間３０表もらえて二人を養えるという給料（？）そういえば「御家人斬九郎」は松平姓でありながらこの３０表二人扶持でした。（結局は「札差」商人にお金に換えてもらうのですが）
ちなみに大名の領国を量る「領国は坂本１９万石」などの「石」という単位。この一石という数字は人が一年間で消費する米の量なんです。つまり１９万石だと１９万人を養うことができる（年間１９万人分の米がとれる）国ということになるのですね。時代や国によっても違いますが、よく言われるのは「一万石＝２５０人」・・・これは一万石の大名だと２５０人の兵士を出すことが出来るということです。つまり１０万石なら概ね２５００人の兵士を動員できると。「海道一の弓取り」今川義元が上洛のため（と言われる）軍事行動に動員した兵数は公称「４万」しかし今川氏の領国は駿河と遠江あわせて石高は１００万石。となると実数は「２万５千」だったということでしょうか。それでも織田勢「３千」ですからは大敵だったのは間違いないでしょう。それにやっぱり１００万石は大国ですし。
関が原のとき西軍の中心の石田光成は１９万石、対する東軍の大将徳川家康は２００万石と何かの本で読みました。役１０倍ですよねー汗。正確には西軍の大将は毛利輝元、確か１２０万石なので釣り合い？はとれているようですが輝元は大阪城にいて関が原には出てきませんでした。（そういえば徳川の本軍３万も結局間に合わなかったんでしたっけ）そもそも、この頃の小大名の石高はよくわからず関が原に何人兵士を出したかで石高を類推したというような記事も読んだ記憶があります。・・・ほんとに記憶が曖昧なので間違っていたらすみません。。。
江戸時代、江戸幕府は「旗本８万騎」この計算でいくと幕府は３２０万石。江戸徳川領は４００万石との記事も読みました。他に２万人の歩兵（足軽）も動員できたということでしょうか。。。
