藤の花が咲く頃に

3月中に祖母が亡くなり長々と実家？の方に帰っていました。自分にとって祖母は母が亡くなってからの母親がわりでしたので思いは募りました。

祖母方の家は旧家？って程ではないですが古くは材木問屋。その関係で親戚も建築関係が多く分家だった自分の実家も建築屋でした。が、ちょうど平成不況の真っ只中に倒産してしまいました。。。
現役土木建築屋の親戚によると最近は職人（技術者）が不足しているという話を聞きました。実際、ちまたでは建築土木関係の人手不足が言われております。そこで移民・・・という話ですが不足しているのは職人（技術者）なので　移民では意味が無いのではないかという声が現場では聞こえるそうです。もはや自分はまったく畑違いですので詳しくはわかりませんがやっぱり大変なのですね。

そういえば子供の頃、家によく職人さんが来ました、左官屋さんやら大工の棟梁やら・・・。目的は酒を飲むこと。ほぼみんな大酒飲みで仕事していない時はいつも酒臭い人もいたりして（苦笑）当時実家はまだボットン便所でそこの床板が緩み何やら不安定になっていました。そこで親父が大工の棟梁をよび「飲ませて直してもらえ」・・・酒をご馳走して直してもらった事があります。酔っていても棟梁はちゃんと床板を直してくれました。ほんと田舎の人付き合いですねえ、そのお礼にいい仕事回したり。。。やさしい棟梁だったなあ。

そんな子供時代だったんですが自分は人付き合いが苦手なんですよねえ・・・なんでかな。。。