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映画

薬の数が増えてしまい微妙に凹んでいます。
気持ちも沈みがち・・・。なんとかつながっている仕事もはかどらず余計に重い空気に。。。
ってあんまりマイナスばっかり考えているとまずいので少し気分転換しないといけません。。。

貴志祐介「悪の教典」が映画になります。
ずっとほんわか?ミステリーを書いていたらしいのですが
本作は久々の本格サスペンス・ミステリー。
分類はミステリーになっていますが内容はデビュー作の日本ホラー大賞受賞作「黒い家」と
かなり似ていると思いますし個人的にはホラーでいいんじゃないの?と思っているのですが・・・
でもきっと、ホラーの分類だと売上が良くないんでしょうねえ。

貴志祐介のホラーはいわゆる「人間の怖さ」。
これはある意味幽霊や亡霊なんかよりよっぽど怖かったりします。
主人公はお得意の「反社会性人格障害」

外見は魅力的な人物に見える。また人に取り入るのが上手く、その人の望む態度をとれる。
その魅力から人を操るのが上手い。
しかし本当の姿は他人に対する共感を持つことがない。他人の「痛み」が全くわからない。
それは体の痛みであれ心の痛みであれ。。。
良心をまったく持っていないので平気で反社会的な行動をとりそれを反省することがない。

これは犯罪心理学の本で散々読んできました。
「平気で嘘をつく人達」「FBI心理捜査官」「その名はサイコパス」「犯罪心理学入門」等。
「本当にこんな人間がいるんだろうか」でも最近話題になっている事件の容疑者などは
これに当てはまるような気がします。

貴志祐介の作品のもう一つの特徴は実際の事件とよく比較されること。
「黒い家」では当時あった保険金詐取事件の予兆のように言われたり
「青の炎」では小説の中の方法が実際の事件に模倣されたんじゃないかと言われたり。
そういえば「天使の囀り」は「バイオハザード4」に影響与えたんじゃないかしらん?と思えたり。

小説通りの映画化にはなっていないでしょうが(貴志祐介には珍しく?濡れ場が多いし)
映画館にいって観たいと思います。レイトショウのあのガランとした場内が好きなんですよねえ。
でも封切り直後はレイトショウも混みそうかな・・・。

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