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すごく偏った好みのホラー小説

以前も言いましたがホラー小説は好きで、けっこう読んでいます。作家を上げますと、井上雅彦、明野照葉、林真理子、梅原克文、山本亜紀子、高橋克彦、朝松健、吉村達也、鈴木光司・・・など。
わかる人には一目瞭然でしょうが、つまりは角川ホラー文庫のファンなわけですねw
好きな作家は多いのですが、はまったというと貴志祐介、岩井志摩子、遠藤徹・・・まだいますけど今回は一応この3人です。

岩井志摩子さんは「ぼっけえ、きょうてぇ」にはまり、「岡山女」「合意心中」「邪悪な花鳥風月」「黒焦げ死美人」など読みましたが、私は「ぼっけぇ、きょうてぇ」以外はあまりピンときませんでした。私の好みにすぎませんが「ぼっけぇ、きょうてぇ」を読めば充分な感じです。いわゆる30人殺しがテーマの「夜啼きの森」も読みましたが実録を先に読んでいたせいか、あまり来ませんでした。岩井志摩子さんは「岡山弁」でセリフを書く、コレに尽きます。自ら「私はドスケベ」と言っていますが、最近、ちょっとドスケベが行き過ぎてる感じがします。(エロ漫画家のお前が言うな!!ですけど・・・)全米で放映中止になったと言われている「インプリンティング ぼっけぇ、きょうてぇ」という映画もあるそうですが、まだ見たことはありません。

遠藤徹さんはめちゃめちゃ不条理です。そしてグロテスク。「姉飼い」という小説では、夜店で「姉」が売られている。串刺しにされ、前がはだけ、胸乳や繁みが見えていたりする。凶暴なうめき声をあげている。私はずっとこの「姉」が欲しかった・・・。こんなお話です。これはダメな人は全然ダメでしょうねぇ。
もう一作は「壊れた少女を拾ったので」。これも短編集ですが、ダメな人はきっとダメですねぇ。

貴志祐介さんはもう、有名ですねぇ。「黒い家」を読んで、そこからハマりましたw「十三番目のペルソナ」「クリムゾンの迷宮」「天使の囀り」「青の炎」を立て続けに読破してしまいました。そこからちょっと間があくのですが、「硝子のハンマー」を読みました。「青の炎」(内容はミステリー)も面白かったですが、私はホラー好きなので貴志さんにはホラーをまた書いてほしいです。貴志さんの作品で私が一番好きなのはやはり「黒い家」そして「天使の囀り」です。

と、色々書いてきましたが、実は現在ハマっているのは三津田信三さんだったりします。しかも角川文庫ではなく光文社文庫のほうだったりします。「赤眼」(あかまなこ)この短編集は久しぶりに怖かったw

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