藤の花が咲く頃に

2017年に入り、3が日は調子よかったのですが1月は全体的に体調を崩しました。それが実は現在も続いております。
そんな中、ホラー映画をいくつか観ましたので感想とエロ落書きでもしようとしていたのですが・・・いかんせん調子が悪くて・・・。

日本では３つの武士政権がありました。それは鎌倉幕府、室町幕府、江戸幕府。この中で最も安定していたのはもちろん江戸幕府。次が鎌倉幕府・・・そして最も貧弱なのが室町幕府です。なんせ室町幕府の後期は戦乱の時代。それが「戦国時代」そういう時代を作ってしまった幕府ですからねえ。
最終的にそれを収めたのが徳川家康、そして最強の徳川幕府を開くわけですけど、目前に最弱の室町幕府という反面教師がいたので強くできたのかもしれません。。。

以前も書きましたが、将軍という絶対権力者がいるのに、なぜ「細川氏」と「山名氏」という言わば部下が総帥となって日本最大の内戦「応仁の乱」が起こったんだ？？と中学の頃は思っていました。が、将軍家の跡継ぎ争いに便乗し各大名がそれぞれ国の奪い合いを始めちゃったわけです。

将軍が跡継ぎ争いをする・・・つまりそれは将軍家が弱体化したという事。つまり中央の弱体化ですね。

上の統制が弱くなったので、下にいた有力者が勝手な事をしだしたわけです。

中央政府が揉めて統制ができなくなると、地方の有力大名が自分に得になるようなことを勝手にしだす。それが後年「戦国時代」になるわけです。民主政治という枠組みが整った現代では普通まずこんな事は起こらないはずなのでしょうけど・・・。。。。

ちなみに日本開闢以来初の土民が蜂起した「正長の土一揆」。これが起こったのも室町幕府。
その時の将軍はいったい誰だったのでしょう。

実は4代将軍足利義持が死にその後継者の6代将軍が決まっていなかった時、つまり将軍の代替わり候補が数人いた時に起こっています。（5代将軍義量は既に死んでいる）
以前は左系の方々が民衆が蜂起したのですばらしい・・・みたいな事を言っている記事を読んだ気がします。でも常に民衆が正しいとは限りません。この時もかなり微妙で裏に守護大名の画策が見え隠れするんですよね（畠山持国）

今年のニュースを見てなんとな～～～～く歴女（笑）ならぬ自分はこんな事を思い出しました。