ボード版シミュレーションゲーム
少し前のことですが、久しぶりにシミュレーションゲームを買いました。「大東亜興亡史 ニイタカヤマノボレ1208」というゲームです。ちょっと古いゲームのようですが安かったので。本当は「宇宙艦隊」のシミュレーションゲームがやりたかったのですが・・・今ほとんどないみたいです。。。
シミュレーションゲームは大戦物に限らず「信長の野望」のような歴史物、「シヴィライゼーション」のような大文明物、「銀河英雄伝説」のようなSF、「ガンダム」等アニメ物なんでも好きで昔はよくやりました。
一番最初はボード版のシミュレーションゲームでした。まだアメリカからの輸入版しかなく私のおこづかいで買える代物ではなかったのですが、当時の友人がお年玉で買った「ミッドウェイ」というゲームをけっこうやりました。
これは1942年6月5日のミッドウェイ海戦をシミュレートするゲームです。中央につい立を立ててお互いのボードが見れないようにします。相手が自分のいるエリアを策敵した場合、艦隊のいるマスを自己申告します。まぁ、ズルをする気になれば簡単にできるルールですね。発見されてもいないと言えますし、サイコロの目も自己申告なので誤魔化せますし。
持ち主の友人が日本軍を担当して私は常にアメリカ軍だったのですが、アメリカ軍担当にはすごいつらいゲームでした。
まずアメリカ側は艦船が圧倒的に少ない。空母が密集していたから良くなかったという解説を読んだことがあったのでなるべく3隻の空母を分散させました。が、護衛艦が少なくて分散させると心もとない。対する日本軍はミッドウェイ島攻略部隊なんかもありーの、後々には増援部隊として大和を筆頭に戦艦部隊ありーので倍以上艦船を持っています。アメリカ軍にも増援があるのですが軽巡洋艦や駆逐艦が2,3隻だけ。
飛行機も数的には多分互角(日本空母4対アメリカ空母3+ミッドウエイ島の陸上基地)だったと思いますが、日本軍の増援には軽空母が何隻かあるので時間が経てば経つほど不利になりますし、対してアメリカはミッドウェイ島がすぐに攻略されてしまいます。その上戦闘機の性能に差がありすぎ。。。確かゼロ戦が空戦能力5、F4Fが3だったかと思います。つまり数が同じでは勝てません。
でもこれは空母戦、策敵して先に敵艦隊を発見した方が圧倒的に有利です。
たまたま空母護衛のゼロ戦が燃料切れなんかで着艦していたり、発艦準備で甲板に飛行機があったりすればウハウハで攻撃することもできます。
でもアメリカ軍はF4戦闘機が弱いのですぐ戦闘機不足になります。仕方なく戦闘機の護衛のない攻撃隊を飛ばすとこれまた空母護衛のゼロ戦のいい餌食にされて。。。ゼロ戦と戦闘する前に(こちらのF4戦闘機が沢山あるうちに)敵主力空母を発見し攻撃しないとまずアメリカは勝てません。アメリカ製のゲームなのになぁ。(笑
(もうかなり前のことなのでちょっとうろ覚えで、間違っているかもしれません。あくまで私のゲームの感想でして、きっともっと上手い方もいたのでしょうけど。)
日本の増援部隊は大部隊なので壊滅させることはちょっと不可能なのですが、一方、戦艦が主力の部隊なのでミッドウェイ島が落とされた後なら大部分は無用の長物になってしまいます。登場も後半なのでよっぽど日本側によってでもいなければ遭遇して砲撃戦になる可能性はかなり低いです。(確か戦艦は足が遅かったような・・・)
友人は大和を使って砲撃戦がしたいらしくこっちの艦隊を発見すると一直線に向かってきますが、まず船で捉えることは不可能です。日本軍の戦艦の主砲と魚雷はアメリカの物より射程が長い上に強力ですから戦わせたい気持ちはよくわかります。でも・・・ゲームのルール上少々無理。空母戦がメインのゲームですから。
しかしあるとき、艦載機がほぼ無くなったので逃げ回わっていたのですがありえない所で日本の大艦隊と遭遇してしまいました。事前に策敵機を飛ばして策敵したエリアで、しかも海戦になるにはエリア内の同じマスの上に同時にいないといけません。その時出合った艦隊は戦艦すべてが入っている艦隊でした。。。心の中で「なんか微妙だなぁ」と思いましたがゲームですし、、、当然コテンパンにやられましたけど。しかし結局、遭遇戦はそれ一回きり。やっぱりまず起こらないルールだったと思います。
ボード版シミュレーションゲームはその後もこの友人と結構やりました。後には日本製のゲームも出てきましたし。名前は忘れてしまいましたがソロモン戦のゲーム(これにも少々逸話が)、「バルジ大作戦」(このゲームが一番好きでした。絶対ドイツ軍は勝てなかったけど)、「戦車戦」(東部戦線のゲームでした)それに買ってもやらなかった「航空母艦」(たしかエポック社製)というゲームも持っていました。(ルールが細かすぎて覚えきれないんです。攻撃前に航空計画書を書かなくてはならなかったり、飛行機を発艦させる場合は風上に向かって全力で空母を走らせる・・とか。)
私はその後「ガンダム」にもはまり「ア・バオア・クー」「ニュータイプ」というガンダムのシミュレーションゲームを買いましたが、友人がそれほどオタクではなく(笑)結局「ニュータイプ」は一回もやらずに終わりました。
この頃「タクティクス」そのちょっと後に「ゲームグラフィック」というゲーム雑誌がありました。両誌とも最初はボード版シミュレーションゲームの本だったように思うのですがテーブルトークゲームが台頭してきて、徐々にTRPG(テーブルトークRPG)の雑誌になっていったように思います。最初は「トラベラー」とか「D&D」だったような・・・。
また当時、夜中にTVでボード版シミュレーションゲーム「ディプロマシー」の対戦を放送してるのを見ました。この「ディプロマシー(外交)」は第一次世界大戦の時の外交をシミュレートするゲームで多人数でプレイするのですが、「友達をなくす」と言われたいわくつきのゲームです。外交交渉上の裏切りなどが跋扈するらしいですから。
私はやったことありませんがTVでは確かドイツ担当のプレイヤーが勝っていたと思います。
ボード版のゲームはまず相手が必要ですし、やりだしたら途中でセーブというわけにもいきません。ワガママな私はやっぱり一人でもできるコンピューターゲームやネットゲーム(対COM戦)のほうがいいです。でもたまにサイコロを投げるあのゲームを思い出すんです・・・。
「大東亜興亡史」・・・買ったはいいが全然やっていません。
シミュレーションゲームは大戦物に限らず「信長の野望」のような歴史物、「シヴィライゼーション」のような大文明物、「銀河英雄伝説」のようなSF、「ガンダム」等アニメ物なんでも好きで昔はよくやりました。
一番最初はボード版のシミュレーションゲームでした。まだアメリカからの輸入版しかなく私のおこづかいで買える代物ではなかったのですが、当時の友人がお年玉で買った「ミッドウェイ」というゲームをけっこうやりました。
これは1942年6月5日のミッドウェイ海戦をシミュレートするゲームです。中央につい立を立ててお互いのボードが見れないようにします。相手が自分のいるエリアを策敵した場合、艦隊のいるマスを自己申告します。まぁ、ズルをする気になれば簡単にできるルールですね。発見されてもいないと言えますし、サイコロの目も自己申告なので誤魔化せますし。
持ち主の友人が日本軍を担当して私は常にアメリカ軍だったのですが、アメリカ軍担当にはすごいつらいゲームでした。
まずアメリカ側は艦船が圧倒的に少ない。空母が密集していたから良くなかったという解説を読んだことがあったのでなるべく3隻の空母を分散させました。が、護衛艦が少なくて分散させると心もとない。対する日本軍はミッドウェイ島攻略部隊なんかもありーの、後々には増援部隊として大和を筆頭に戦艦部隊ありーので倍以上艦船を持っています。アメリカ軍にも増援があるのですが軽巡洋艦や駆逐艦が2,3隻だけ。
飛行機も数的には多分互角(日本空母4対アメリカ空母3+ミッドウエイ島の陸上基地)だったと思いますが、日本軍の増援には軽空母が何隻かあるので時間が経てば経つほど不利になりますし、対してアメリカはミッドウェイ島がすぐに攻略されてしまいます。その上戦闘機の性能に差がありすぎ。。。確かゼロ戦が空戦能力5、F4Fが3だったかと思います。つまり数が同じでは勝てません。
でもこれは空母戦、策敵して先に敵艦隊を発見した方が圧倒的に有利です。
たまたま空母護衛のゼロ戦が燃料切れなんかで着艦していたり、発艦準備で甲板に飛行機があったりすればウハウハで攻撃することもできます。
でもアメリカ軍はF4戦闘機が弱いのですぐ戦闘機不足になります。仕方なく戦闘機の護衛のない攻撃隊を飛ばすとこれまた空母護衛のゼロ戦のいい餌食にされて。。。ゼロ戦と戦闘する前に(こちらのF4戦闘機が沢山あるうちに)敵主力空母を発見し攻撃しないとまずアメリカは勝てません。アメリカ製のゲームなのになぁ。(笑
(もうかなり前のことなのでちょっとうろ覚えで、間違っているかもしれません。あくまで私のゲームの感想でして、きっともっと上手い方もいたのでしょうけど。)
日本の増援部隊は大部隊なので壊滅させることはちょっと不可能なのですが、一方、戦艦が主力の部隊なのでミッドウェイ島が落とされた後なら大部分は無用の長物になってしまいます。登場も後半なのでよっぽど日本側によってでもいなければ遭遇して砲撃戦になる可能性はかなり低いです。(確か戦艦は足が遅かったような・・・)
友人は大和を使って砲撃戦がしたいらしくこっちの艦隊を発見すると一直線に向かってきますが、まず船で捉えることは不可能です。日本軍の戦艦の主砲と魚雷はアメリカの物より射程が長い上に強力ですから戦わせたい気持ちはよくわかります。でも・・・ゲームのルール上少々無理。空母戦がメインのゲームですから。
しかしあるとき、艦載機がほぼ無くなったので逃げ回わっていたのですがありえない所で日本の大艦隊と遭遇してしまいました。事前に策敵機を飛ばして策敵したエリアで、しかも海戦になるにはエリア内の同じマスの上に同時にいないといけません。その時出合った艦隊は戦艦すべてが入っている艦隊でした。。。心の中で「なんか微妙だなぁ」と思いましたがゲームですし、、、当然コテンパンにやられましたけど。しかし結局、遭遇戦はそれ一回きり。やっぱりまず起こらないルールだったと思います。
ボード版シミュレーションゲームはその後もこの友人と結構やりました。後には日本製のゲームも出てきましたし。名前は忘れてしまいましたがソロモン戦のゲーム(これにも少々逸話が)、「バルジ大作戦」(このゲームが一番好きでした。絶対ドイツ軍は勝てなかったけど)、「戦車戦」(東部戦線のゲームでした)それに買ってもやらなかった「航空母艦」(たしかエポック社製)というゲームも持っていました。(ルールが細かすぎて覚えきれないんです。攻撃前に航空計画書を書かなくてはならなかったり、飛行機を発艦させる場合は風上に向かって全力で空母を走らせる・・とか。)
私はその後「ガンダム」にもはまり「ア・バオア・クー」「ニュータイプ」というガンダムのシミュレーションゲームを買いましたが、友人がそれほどオタクではなく(笑)結局「ニュータイプ」は一回もやらずに終わりました。
この頃「タクティクス」そのちょっと後に「ゲームグラフィック」というゲーム雑誌がありました。両誌とも最初はボード版シミュレーションゲームの本だったように思うのですがテーブルトークゲームが台頭してきて、徐々にTRPG(テーブルトークRPG)の雑誌になっていったように思います。最初は「トラベラー」とか「D&D」だったような・・・。
また当時、夜中にTVでボード版シミュレーションゲーム「ディプロマシー」の対戦を放送してるのを見ました。この「ディプロマシー(外交)」は第一次世界大戦の時の外交をシミュレートするゲームで多人数でプレイするのですが、「友達をなくす」と言われたいわくつきのゲームです。外交交渉上の裏切りなどが跋扈するらしいですから。
私はやったことありませんがTVでは確かドイツ担当のプレイヤーが勝っていたと思います。
ボード版のゲームはまず相手が必要ですし、やりだしたら途中でセーブというわけにもいきません。ワガママな私はやっぱり一人でもできるコンピューターゲームやネットゲーム(対COM戦)のほうがいいです。でもたまにサイコロを投げるあのゲームを思い出すんです・・・。
「大東亜興亡史」・・・買ったはいいが全然やっていません。