水無月(6月)は祭日がないそうです。。。
6月に入りました。今年も早半分。自分は何しとるんだろうと思う日々。。。思いは深いのです。
痛風以外にも静脈の血栓も見つかり今度は精密検査。また病院通いです。。。
ですので現在食事は野菜中心。主にキャベツ。時々甘いものが欲しくなりアンパンを食べたりします。なのに痛風による足の腫れが引きません。炎症を押さえる薬を2週間近く薬をのんでるのに。ある程度は小さくなったのですが、足首が特にひどく自在に上下できないんですよね。尿酸を下げる薬は時として腫れを酷くする事があるので腫れが引いてから使うというのでまだ出されていません。けど、相変わらずさして痛みはないのです。。。
久しぶりに「ラストサムライ」を観ました。ある映画評論に「トムクルーズが赤い鎧で戦う映画」と評されていましたが、そのまんまです。決して評価が高い映画ではないのですが何故かDVDは大量に販売されたようで一時期中古屋に大量に出回っていました。いまや100円以下でも買えます(笑)この映画の批評に「こんな時代ではなかった」というのがあります。自分はこの手の批評はナンセンスだと思うんですよねえ。昔「ターミネーター」を観た理系の知人がこんなものが「動くはずがない馬鹿らしい」と同じ感覚をうけます。ドキュメンタリーと銘うってるならまだしも「映画なんだし」。有名な映画評論家が「コア」というSF映画を批判している動画を観ましたが、あれじゃあ権威あるSF賞をとるような作品以外認めないみたいになっちゃいそう。エイリアンなんか「あんな生物いるわけない」の一言になりそうです(悲)
「ラストサムライ」の批評もその部類が多いような気がします。時代は幕末。本当は既に幕府軍、薩長軍(官軍)ともに銃が主力でしたしね。「侍の誇りだ。銃など使わん」なんて大将はいなかったでしょう。いたかもしれないけど個人の部類だったでしょうしねえ。モデルは西郷隆盛(コメンタリーでそう言ってます)ということは西南戦争なのでしょうか。薩摩の切り込み隊を知ってああなったのかしらん?でも雰囲気は江藤新平の「士族の乱」っぽい。とにかく、日本にあんな時代はありませんでした。そこにこだわりがある方にはとても観れる映画ではないですねえ。その辺は「将軍」と同じ。関ケ原直前を描いたと思われる日本の話なのですが、もー無茶苦茶。家康に気に入られ外交顧問として仕えたウィリアム・スミス(三浦按針)の日本記が原案ということですが、家康に気に入られ戦国極後期を側で見た人の物とはとても思えません。マルコポーロの「ジパング」の方が合ってるような気さえしました(苦笑)外国人から見た思い込み日本像が多分に入ってるからでしょうねえ。
もちろん自分は日本人なので「ラストサムライ」でも、さらに「将軍」に至っては外人の偏見に「オイオイ」と思います。でも作品ですからねえ。そういうの抜きにして見れば面白かったと思います。アニメですけどきっと「ロードス島戦記」なんかも北欧では「なんじゃこりゃ」と思われているかもしれません。
まあこれも史観というものでしょうかねえ?有名なのはマクロス・・・じゃなかったマルクス史観。これが何故悪いかというとマルクス理論が正しい、あるいはマルクス主義の正しさを説く為に歴史を見る、という事だからだそうで。例えば「奈良の大仏は職人が作った。聖武天皇ではない」と言うようなやつ。なんだか屁理屈っぽいですけど要するに「民衆の力がすべて」ということです。「加賀の一向一揆」なんかいい例で興福寺の尋尊が日記に「百姓の持ちたる国」と記されているのを見て「これは農民革命だったのだ」と言った歴史の教授がかつていたそうです。確かに百姓が起こした一揆ですがそこには「一向宗」という強大な仏教の思想があったことをわざと軽く見る。何故ならマルクス主義に言わせれば「宗教はアヘン」なので否定すべきものだから。そして一揆を指導したのは一向宗の僧であり、国人という地方領主であったことを無視しちゃってる。僧や領主が主軸では農民革命とは言えなくなっちゃいますからねえ。それにこの時代、特に地方では百姓と武士ははっきりと区別できなかったりもする。なのにとにかく「労働者階級の事績は過大に評価する」のがマルクス史観らしいです。昔は経済学もマルクス経済しか教えてないと言われましたが、さすがに今は違うでしょうねえ。
痛風以外にも静脈の血栓も見つかり今度は精密検査。また病院通いです。。。
ですので現在食事は野菜中心。主にキャベツ。時々甘いものが欲しくなりアンパンを食べたりします。なのに痛風による足の腫れが引きません。炎症を押さえる薬を2週間近く薬をのんでるのに。ある程度は小さくなったのですが、足首が特にひどく自在に上下できないんですよね。尿酸を下げる薬は時として腫れを酷くする事があるので腫れが引いてから使うというのでまだ出されていません。けど、相変わらずさして痛みはないのです。。。
久しぶりに「ラストサムライ」を観ました。ある映画評論に「トムクルーズが赤い鎧で戦う映画」と評されていましたが、そのまんまです。決して評価が高い映画ではないのですが何故かDVDは大量に販売されたようで一時期中古屋に大量に出回っていました。いまや100円以下でも買えます(笑)この映画の批評に「こんな時代ではなかった」というのがあります。自分はこの手の批評はナンセンスだと思うんですよねえ。昔「ターミネーター」を観た理系の知人がこんなものが「動くはずがない馬鹿らしい」と同じ感覚をうけます。ドキュメンタリーと銘うってるならまだしも「映画なんだし」。有名な映画評論家が「コア」というSF映画を批判している動画を観ましたが、あれじゃあ権威あるSF賞をとるような作品以外認めないみたいになっちゃいそう。エイリアンなんか「あんな生物いるわけない」の一言になりそうです(悲)
「ラストサムライ」の批評もその部類が多いような気がします。時代は幕末。本当は既に幕府軍、薩長軍(官軍)ともに銃が主力でしたしね。「侍の誇りだ。銃など使わん」なんて大将はいなかったでしょう。いたかもしれないけど個人の部類だったでしょうしねえ。モデルは西郷隆盛(コメンタリーでそう言ってます)ということは西南戦争なのでしょうか。薩摩の切り込み隊を知ってああなったのかしらん?でも雰囲気は江藤新平の「士族の乱」っぽい。とにかく、日本にあんな時代はありませんでした。そこにこだわりがある方にはとても観れる映画ではないですねえ。その辺は「将軍」と同じ。関ケ原直前を描いたと思われる日本の話なのですが、もー無茶苦茶。家康に気に入られ外交顧問として仕えたウィリアム・スミス(三浦按針)の日本記が原案ということですが、家康に気に入られ戦国極後期を側で見た人の物とはとても思えません。マルコポーロの「ジパング」の方が合ってるような気さえしました(苦笑)外国人から見た思い込み日本像が多分に入ってるからでしょうねえ。
もちろん自分は日本人なので「ラストサムライ」でも、さらに「将軍」に至っては外人の偏見に「オイオイ」と思います。でも作品ですからねえ。そういうの抜きにして見れば面白かったと思います。アニメですけどきっと「ロードス島戦記」なんかも北欧では「なんじゃこりゃ」と思われているかもしれません。
まあこれも史観というものでしょうかねえ?有名なのはマクロス・・・じゃなかったマルクス史観。これが何故悪いかというとマルクス理論が正しい、あるいはマルクス主義の正しさを説く為に歴史を見る、という事だからだそうで。例えば「奈良の大仏は職人が作った。聖武天皇ではない」と言うようなやつ。なんだか屁理屈っぽいですけど要するに「民衆の力がすべて」ということです。「加賀の一向一揆」なんかいい例で興福寺の尋尊が日記に「百姓の持ちたる国」と記されているのを見て「これは農民革命だったのだ」と言った歴史の教授がかつていたそうです。確かに百姓が起こした一揆ですがそこには「一向宗」という強大な仏教の思想があったことをわざと軽く見る。何故ならマルクス主義に言わせれば「宗教はアヘン」なので否定すべきものだから。そして一揆を指導したのは一向宗の僧であり、国人という地方領主であったことを無視しちゃってる。僧や領主が主軸では農民革命とは言えなくなっちゃいますからねえ。それにこの時代、特に地方では百姓と武士ははっきりと区別できなかったりもする。なのにとにかく「労働者階級の事績は過大に評価する」のがマルクス史観らしいです。昔は経済学もマルクス経済しか教えてないと言われましたが、さすがに今は違うでしょうねえ。