もう一つ忘れてました。そして私的ランキング
去年のホラー映画、もう一つ忘れてました。
「劇場霊」
これも主演はAKB48の島崎遥香。脇役に足立梨花、高田里穂などある意味豪華メンバー。しかも監督は中田秀夫。Jホラーの金字塔「リング」の監督です。となればきっといい出来に・・・と思うはずですが、個人的には一番ダメダメな感じでした。
題名からして90年代に怖いホラーと評された「女優霊」(同じく監督中田秀夫)に掛けてあるのでしょう。キャッチコピーも「20年の恐怖、再び」みたいな文句でした。
けど「女優霊」がなんだか意味わからんけど怖い(笑)というJホラーの定番に対し、「劇場霊」は意味あるけど怖くない、謎解きも微妙・・・という作品になってると思います。仕掛けに血の侯爵夫人「エリザベート(バートリ)」や死蝋、人形とホラー的にわくわくする物を持ってきているのですが・・・・・・いかんせん、物語が陳腐に感じてしまいました。事故の恨みって・・・もっと何かなかったのかしらん?ちょっと江戸川乱歩も入ってるんでしょうけど。。。
一応ここで去年劇場で見た(一部DVD)ホラーの個人的ランキングです。
1位「のぞきめ」
2位「アイズ」
3位「貞子vs伽椰子」
4位「残穢」
5位「呪怨ファイナル」
・
・
・
とずーーっと離れて「劇場霊」
「残穢」より「貞子vs伽椰子」が上というのがちと恥ずかしいかも(笑)
1番はやっぱり「のぞきめ」です。テーマが文句なしに大好き。も~絶対小松和彦の本「異人論」や「憑霊信仰論」読んでますよねえ。ラストがダメみたいなレビューがありますが、個人的にはそこもいいと思います。
ただ、これも個人的な好き嫌いなんですけど、小説中に作者が主人公、あるいは脇役として出てくる本は苦手なんですよねえ。なんか感情移入できないんです。だから三津田信三の小説でも三津田信三が主人公?の「作者不詳 ミステリ作家の読む本」は読んでないんです。同じ意味で「のぞきめ」も読んでない(笑)このパターンが嫌いになったのはたぶん二階堂黎人「人狼城の恐怖」からだと思います。2部とも読破しましたが、なんか・・・なんとなく・・・ナルシーな感じを受けてしまって。。。この世代?の作家さんには自分自身を主人公にする作品が多く、あまり読んでないんです。。。
そういえば「クロユリ団地」も元AKB48前田敦子主演の中田秀夫監督作品でした。個人的にはこれもかな~~~り微妙です。。。なぜだろうなあ・・・ちゃんと理屈をつけるようになってからあまり良くなくなったのかなあ・・・って感じがします。なにせJホラーって意味不明も売り??ですからねえ(でもまあ意味不明すぎてダメダメな作品の方が多いきがしますけど)「リング」も言っちゃあ意味不明ですもんね。原作には無かった「超能力」を持ってることにしちゃってるし、「リング2」はもう、意味が解らないけど怖い雰囲気ばかりという正統派?Jホラーでしたし。。。
「仄暗い水の底から」かなあ?あんまり怖くなくなったのは。あれも鈴木光司原作の短編ですがストーリーがしっかりとしていて意味不明がない。もしくは「女優霊」の中のセリフ「コンテ通りに撮ってるようじゃ大物にはなれんしな」をやってしまったのでしょうかねえ??でも以前書きましたが「女優霊」が1996年、「リング」が1998年。2年しか離れてないんですよね。なんか「女優霊」と「リング」ってもっと離れてるイメージがありました。やっぱ若い頃の2年とオッサン化した現在の2年では感じ方が違うんでしょうかねえ。「シュタインズ・ゲート」のセリフで言えば「相対性理論ってロマンチックね。そして悲しいね」
以上、個人的な感想でした。ごめんなさい・・・。
「劇場霊」
これも主演はAKB48の島崎遥香。脇役に足立梨花、高田里穂などある意味豪華メンバー。しかも監督は中田秀夫。Jホラーの金字塔「リング」の監督です。となればきっといい出来に・・・と思うはずですが、個人的には一番ダメダメな感じでした。
題名からして90年代に怖いホラーと評された「女優霊」(同じく監督中田秀夫)に掛けてあるのでしょう。キャッチコピーも「20年の恐怖、再び」みたいな文句でした。
けど「女優霊」がなんだか意味わからんけど怖い(笑)というJホラーの定番に対し、「劇場霊」は意味あるけど怖くない、謎解きも微妙・・・という作品になってると思います。仕掛けに血の侯爵夫人「エリザベート(バートリ)」や死蝋、人形とホラー的にわくわくする物を持ってきているのですが・・・・・・いかんせん、物語が陳腐に感じてしまいました。事故の恨みって・・・もっと何かなかったのかしらん?ちょっと江戸川乱歩も入ってるんでしょうけど。。。
一応ここで去年劇場で見た(一部DVD)ホラーの個人的ランキングです。
1位「のぞきめ」
2位「アイズ」
3位「貞子vs伽椰子」
4位「残穢」
5位「呪怨ファイナル」
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とずーーっと離れて「劇場霊」
「残穢」より「貞子vs伽椰子」が上というのがちと恥ずかしいかも(笑)
1番はやっぱり「のぞきめ」です。テーマが文句なしに大好き。も~絶対小松和彦の本「異人論」や「憑霊信仰論」読んでますよねえ。ラストがダメみたいなレビューがありますが、個人的にはそこもいいと思います。
ただ、これも個人的な好き嫌いなんですけど、小説中に作者が主人公、あるいは脇役として出てくる本は苦手なんですよねえ。なんか感情移入できないんです。だから三津田信三の小説でも三津田信三が主人公?の「作者不詳 ミステリ作家の読む本」は読んでないんです。同じ意味で「のぞきめ」も読んでない(笑)このパターンが嫌いになったのはたぶん二階堂黎人「人狼城の恐怖」からだと思います。2部とも読破しましたが、なんか・・・なんとなく・・・ナルシーな感じを受けてしまって。。。この世代?の作家さんには自分自身を主人公にする作品が多く、あまり読んでないんです。。。
そういえば「クロユリ団地」も元AKB48前田敦子主演の中田秀夫監督作品でした。個人的にはこれもかな~~~り微妙です。。。なぜだろうなあ・・・ちゃんと理屈をつけるようになってからあまり良くなくなったのかなあ・・・って感じがします。なにせJホラーって意味不明も売り??ですからねえ(でもまあ意味不明すぎてダメダメな作品の方が多いきがしますけど)「リング」も言っちゃあ意味不明ですもんね。原作には無かった「超能力」を持ってることにしちゃってるし、「リング2」はもう、意味が解らないけど怖い雰囲気ばかりという正統派?Jホラーでしたし。。。
「仄暗い水の底から」かなあ?あんまり怖くなくなったのは。あれも鈴木光司原作の短編ですがストーリーがしっかりとしていて意味不明がない。もしくは「女優霊」の中のセリフ「コンテ通りに撮ってるようじゃ大物にはなれんしな」をやってしまったのでしょうかねえ??でも以前書きましたが「女優霊」が1996年、「リング」が1998年。2年しか離れてないんですよね。なんか「女優霊」と「リング」ってもっと離れてるイメージがありました。やっぱ若い頃の2年とオッサン化した現在の2年では感じ方が違うんでしょうかねえ。「シュタインズ・ゲート」のセリフで言えば「相対性理論ってロマンチックね。そして悲しいね」
以上、個人的な感想でした。ごめんなさい・・・。