冬コミ危ない!!(汗)・・・ホラーとか、その他雑記です
体調良くなったり、悪くなったり・・・。とにかく冬コミは最後までがんばります。でも・・・やばそう(汗汗)
そんな中通院の折、久しぶりに映画を観ようかと考えました。何を観るか・・・やっぱ「ガルパン」かな・・・と思いつつ、「劇場霊」が一番にきました。ホラー映画を観るとき前情報をなるべく入れないようにするのでどんな内容かわかりませんが女優霊みたいなものかと思っています。実はまだ観ていません。「お金無いし、今度でいいや」と思ってるうちにいつの間にか一日一本だけの上映に・・・しかも午前中。これだと多分観られない。。。残念です。ガルパン観ようかな。
「呪怨 ザ・ファイナル」を観ました。駄作と言われてますが個人的には面白かったと思います。というか毎回同じパターンなので意表をつかれもしないかわりに安心して(?)みれます(苦笑)いわば「13日の金曜日」シリーズみたいなもんですかねえ、もう予定調和を楽しむ映画ですしねえ。そもそも「ザ・ファイナル」と付きつつも全然終わってねえ(呪いは続くという終わり方ですね)
そして以前ブログでも書きました予言通り(?)来年には「貞子VS伽耶子」が創られるとか。予言なんて偉そうなものではなく「プレデターVSエイリアン」「ジェイソンVSフレディ」そして「口裂け女VSひきこ」の流れを見れば誰でもなんとなく想像がつくものですもんね。外れたのはVシネマではないかと思っていたのですが封切り作品になるようです。当然、見にいきたい・・・お金があれば。
ネットの記事で男性漫画家が描く「女性のお風呂」がおかしいというような記事を見ました。つまり女性は風呂に直接髪をつけることは無い、必ずアップにする。長くたらしたままお風呂に入る表現はおかしい・・・と。
これは結構一般漫画での表現でエロ系漫画では少ないように思うんですよね。なぜなら
「女性が風呂に入る前に髪をアップにする仕草はエロい」
エロ漫画家はこう感じると思うからです。実際私もお風呂表現はそこがエロく感じるので垂らしたままは少ないんです。しかし垂らしたままも「見た目重視」のエロでは有り得ますから少なくはないとは思いますが、お風呂の時だけ「アップにする」のがまたソソるのでエロ漫画家はその辺りはちゃんと描く人が多いように思います。私も経験上も含め某先生のアップ表現が好きでファンになったこともあります。
なんかトイレの記事も見ましたがエロ漫画の場合(というか自分の場合)トイレではそもそもパンツもスカートも履いてない場合がほとんど(笑)そっちのほうが好きだから(おいおい、3歳児か)其の点、エロ作家さんはその辺色々こだわる方が多いように思います。
う~ん、エロ漫画って本当にすばらしいものですね~(金曜ロードショー水野晴郎風に)
そんな中通院の折、久しぶりに映画を観ようかと考えました。何を観るか・・・やっぱ「ガルパン」かな・・・と思いつつ、「劇場霊」が一番にきました。ホラー映画を観るとき前情報をなるべく入れないようにするのでどんな内容かわかりませんが女優霊みたいなものかと思っています。実はまだ観ていません。「お金無いし、今度でいいや」と思ってるうちにいつの間にか一日一本だけの上映に・・・しかも午前中。これだと多分観られない。。。残念です。ガルパン観ようかな。
「呪怨 ザ・ファイナル」を観ました。駄作と言われてますが個人的には面白かったと思います。というか毎回同じパターンなので意表をつかれもしないかわりに安心して(?)みれます(苦笑)いわば「13日の金曜日」シリーズみたいなもんですかねえ、もう予定調和を楽しむ映画ですしねえ。そもそも「ザ・ファイナル」と付きつつも全然終わってねえ(呪いは続くという終わり方ですね)
そして以前ブログでも書きました予言通り(?)来年には「貞子VS伽耶子」が創られるとか。予言なんて偉そうなものではなく「プレデターVSエイリアン」「ジェイソンVSフレディ」そして「口裂け女VSひきこ」の流れを見れば誰でもなんとなく想像がつくものですもんね。外れたのはVシネマではないかと思っていたのですが封切り作品になるようです。当然、見にいきたい・・・お金があれば。
ネットの記事で男性漫画家が描く「女性のお風呂」がおかしいというような記事を見ました。つまり女性は風呂に直接髪をつけることは無い、必ずアップにする。長くたらしたままお風呂に入る表現はおかしい・・・と。
これは結構一般漫画での表現でエロ系漫画では少ないように思うんですよね。なぜなら
「女性が風呂に入る前に髪をアップにする仕草はエロい」
エロ漫画家はこう感じると思うからです。実際私もお風呂表現はそこがエロく感じるので垂らしたままは少ないんです。しかし垂らしたままも「見た目重視」のエロでは有り得ますから少なくはないとは思いますが、お風呂の時だけ「アップにする」のがまたソソるのでエロ漫画家はその辺りはちゃんと描く人が多いように思います。私も経験上も含め某先生のアップ表現が好きでファンになったこともあります。
なんかトイレの記事も見ましたがエロ漫画の場合(というか自分の場合)トイレではそもそもパンツもスカートも履いてない場合がほとんど(笑)そっちのほうが好きだから(おいおい、3歳児か)其の点、エロ作家さんはその辺色々こだわる方が多いように思います。
う~ん、エロ漫画って本当にすばらしいものですね~(金曜ロードショー水野晴郎風に)
「オトシモノ」
2006年に封切られた「オトシモノ」がハリウッド・リメイクされるそうです。って、これは去年の情報らしいですが自分は最近知りました。
「へえ~~オトシモノがねえぇぇぇ」ってのが最初の素直な感想です。
出だしこそ当時流行のジャパネスク・ホラーなのですがラストに進むにつれ「なんじゃそら?」という感想になっていきます。普通にJホラーしてくれればよかったのに。しかもいまいち意味がわからないところも多数でそれはJホラーの伝統(?)ではありますけど、今回はちと「ひどいな」と思わせるものです。
しかし翻ってみてハリウッド・リメイクはけっこういいかも。リメイクされると意味不明だった部分をちゃんと意味が通るようにしてくれることが多いですから。「呪怨」なんかもそうでした。さすが西洋文明、理論的です(笑)
そういう意味で「オトシモノ」は適格かも。幽霊ものと思いきやクリーチャ(化け物)ものというのもアメリカ好みでしょう。リメイク好きの自分としては楽しみです。
「ゴースト・トレイン」というのが仮題らしいですが日本で封切られたら観にいきたい・・・お金があれば。。。
そういえば「オトシモノ」は先に韓国で封切られたという珍しい映画だったと思います。時代ですね。でもあのラストじゃあ話題にもならなかったんじゃないかな。・・・せめてホラーのお約束ラストにして欲しかったなあ・・・。
「へえ~~オトシモノがねえぇぇぇ」ってのが最初の素直な感想です。
出だしこそ当時流行のジャパネスク・ホラーなのですがラストに進むにつれ「なんじゃそら?」という感想になっていきます。普通にJホラーしてくれればよかったのに。しかもいまいち意味がわからないところも多数でそれはJホラーの伝統(?)ではありますけど、今回はちと「ひどいな」と思わせるものです。
しかし翻ってみてハリウッド・リメイクはけっこういいかも。リメイクされると意味不明だった部分をちゃんと意味が通るようにしてくれることが多いですから。「呪怨」なんかもそうでした。さすが西洋文明、理論的です(笑)
そういう意味で「オトシモノ」は適格かも。幽霊ものと思いきやクリーチャ(化け物)ものというのもアメリカ好みでしょう。リメイク好きの自分としては楽しみです。
「ゴースト・トレイン」というのが仮題らしいですが日本で封切られたら観にいきたい・・・お金があれば。。。
そういえば「オトシモノ」は先に韓国で封切られたという珍しい映画だったと思います。時代ですね。でもあのラストじゃあ話題にもならなかったんじゃないかな。・・・せめてホラーのお約束ラストにして欲しかったなあ・・・。
「呪怨 -終わりの始まり-」を観ました
少々体調を崩しておりました。夏バテも重なって少し痩せましたがもうリバウンドしはじめています。そんな食べてないつもりなんですが・・・
生活費を切り詰め、かなり久方ぶりに映画館で映画を観ました。新作「呪怨 -終わりの始まり-」
監督もいつもの清水崇から変わりまた新しい物語かなと思っていたら・・・単に旧作「呪怨」の焼き直しでした。
主人公が先生になり伽椰子やそのダンナ、俊夫役の子供も変わり呪われた家も少々豪華になり住宅地に移っていましたが内容は劇場一作目とほぼ同じでした。キャストが変わった為雰囲気も違ってしまい本来のおどろおどろしい風情が弱くなってしまいましたが仕方がないことですね。なにせ10年続いているシリーズですし。ただ俊夫役の子供はもうちょっと小さい子のほうが断然良かったと思います。背が高すぎで大人っぽすぎ。何か規制でもはいったのでしょうか。
主演は佐々木希で小学校の臨時担任という役柄。佐々木希の演技はひどいという記事を読んだことがありますがそんな風には感じませんでした。悲鳴もまあまあ良かったと思います。セカンドストーリーの女子校生も今風になり以前より可愛くなってその点は良かったと思いました。ただトリンドル怜奈が気の弱い女子校生役をやっていたのですが・・・ちょっとイメージが違うような気もしましたねえ。
もはや20年選手となっている「リングシリーズ」に比べると、よりメインの伽椰子の女優の演技がとても重要だと思いますがやっぱり伽椰子役は藤貴子さんにはかないませんねえ。最初のイメージが強烈すぎましたし。思えば前作の「白い老女」「黒い少女」から伽椰子のイメージを脱しようとしていたのかも知れませんがやっぱり「貞子」「伽椰子」からは逃れられないのがJホラーなのでしょうか(笑)
とはいえホラー好きとしては「エイリアンVSプレデター」「ジェイソンVSフレディ」のごとく「貞子対伽椰子」になるまで続けて欲しい気もしています。そうなる頃にはVシネ化していそうですがそういえば「こっくりさん対ひきこさん」「口裂け女対ひきこさん」も観ました(笑)
生活費を切り詰め、かなり久方ぶりに映画館で映画を観ました。新作「呪怨 -終わりの始まり-」
監督もいつもの清水崇から変わりまた新しい物語かなと思っていたら・・・単に旧作「呪怨」の焼き直しでした。
主人公が先生になり伽椰子やそのダンナ、俊夫役の子供も変わり呪われた家も少々豪華になり住宅地に移っていましたが内容は劇場一作目とほぼ同じでした。キャストが変わった為雰囲気も違ってしまい本来のおどろおどろしい風情が弱くなってしまいましたが仕方がないことですね。なにせ10年続いているシリーズですし。ただ俊夫役の子供はもうちょっと小さい子のほうが断然良かったと思います。背が高すぎで大人っぽすぎ。何か規制でもはいったのでしょうか。
主演は佐々木希で小学校の臨時担任という役柄。佐々木希の演技はひどいという記事を読んだことがありますがそんな風には感じませんでした。悲鳴もまあまあ良かったと思います。セカンドストーリーの女子校生も今風になり以前より可愛くなってその点は良かったと思いました。ただトリンドル怜奈が気の弱い女子校生役をやっていたのですが・・・ちょっとイメージが違うような気もしましたねえ。
もはや20年選手となっている「リングシリーズ」に比べると、よりメインの伽椰子の女優の演技がとても重要だと思いますがやっぱり伽椰子役は藤貴子さんにはかないませんねえ。最初のイメージが強烈すぎましたし。思えば前作の「白い老女」「黒い少女」から伽椰子のイメージを脱しようとしていたのかも知れませんがやっぱり「貞子」「伽椰子」からは逃れられないのがJホラーなのでしょうか(笑)
とはいえホラー好きとしては「エイリアンVSプレデター」「ジェイソンVSフレディ」のごとく「貞子対伽椰子」になるまで続けて欲しい気もしています。そうなる頃にはVシネ化していそうですがそういえば「こっくりさん対ひきこさん」「口裂け女対ひきこさん」も観ました(笑)
「リカ」を読みました。
最近気分もあまり明るくなれず、ほとんど引き篭りの毎日・・・。これではイカンと先日無理に外出し古本屋に行ってみました。
そういえば最近本を読んでない、というより読む気が起きなかったので100円本を買ってみようかと眺めていると、ホラー小説を新古本で見つけました。幻冬舎文庫「リカ」著者は五十嵐貴久。新古本なのでちょっと予算オーバーでしたが(と言っても250円だけど)これを買ってきまして最近それをまた読み返しました。
幻冬舎文庫は一時凝って結構読んでいましたが、山田悠介「親指さがし」を読んで以来中断?しています。なんかいい感じのホラーが少なくなったような気がしまして・・・。当時良くいく本屋は山田悠介押しをしていてたくさんの本が平積みになっていました。「こんなに押してるなら2~3冊読んでみよう」でも自分にはあいませんでしたねえ。ちょっと構成や展開に無理があり、あえて悪く言うと「どうしてそうなる?」の連続で少々稚拙な展開が多いように感じました。ただ話の勢いは強い物があり中学生くらいの年代には受けているというネットの記事を見て「さもあらん」と納得しました。有名になった「リアル鬼ごっこ」は未読ですがインパクトはありそうでそれを感じます。でも当時はインパクトそれだけのように感じてしまいました。あの頃は「このミス(このミステリーが面白い)」の大賞が「エクスクロス」だったり、そういうのが受けてる時代でした。というかその走りが「リアル鬼ごっこ」だったのではないかと思います。でも最近ではかなり巧者になってきたとの評も見ますので、もう一度挑戦しようかな・・・・・・でも、お金が無いのでなかなかそうできませんけど。。。そういえば角川ホラー文庫も最近、個人的に心ときめくような本が少なくなりました。貴志祐介さんにホラーに戻ってきて欲しい。三津田信三さんには「赤まなこ」のような短編ホラーを書いて欲しい。ほんとにあくまで個人的な願いですけど。。。
この「リカ」、某レビューを見ると酷評が多いのですが個人的には面白かったと思います。
ーあらすじー
主人公は40を超えた出版社の営業サラリーマン。後輩に「出会い系サイト」勧められる。最初は疑心暗鬼だったが徐々に出会い系の疑似恋愛にのめり込む。しかし妻子のある身、最後の出会いに選んだのは20代後半の看護婦と名乗る「リカ」だった。メールのやり取りと通話だけだがリカは最初 純な少女のような振る舞いを見せる。が、徐々に強い束縛と依存を見せ始め、その様相に主人公は次第に恐怖を感じ交際を断ろうとするのだが・・・。
ーーーー完全なネタばれが有りますーーーー
ストーカー女の恐怖の話です。その女「リカ」がハンパではない。何しろラスト付近で警官から銃で撃たれても平気という化け物ですから。ジェイソン並みですねえ(笑)こう書くと荒唐無稽な話のようですが前半から中盤にかけてはリアルな展開を見せます。安易なネットでの出会いの恐怖、顔が見えず文章だけでその人物を判定してしまう危険、そういう現実の恐怖を描いていきます。この小説が出たのは12年前。出会い系の危険とかネットでの犯罪者募集サイトとかが問題になっていた時期ですね。所々初期の頃出会い系は~と、よく言われていたような話が出てきますし。「ネットの中には何が住んでいるかわからない、こんな怪物もいるのだ」端的に言えばこういう内容だと思います。ただ出てくるのがジェイソン並み(笑)なのでそこに「リアル感がない」とか「展開がどこかで見たような感じ」「稚拙すぎる」との酷評が出てしまうのかもしれません。ただ個人的にあんなストーカーは怖いと思いましたし
=====超ネタバレ=====
ラストで主人公が手足を切られ目をつぶされ喉を駄目にされて、それでも生かされたまま連れ去られていく(リカは看護婦)「これであの女は主人公を本当に自分のものにしたんだな」という刑事の感想が怖くて良かったんです。
===============
でも「展開がどこかで見たような感じ」は自分も感じました。貴志祐介「黒い家」に似てるなあと。「黒い家」の方がリアルなのでそういう意味では「見方が稚拙すぎる」となってしまうのかもしれません。もしかして基本的には前述した山田悠介調(?)のインパクト重視な作品なのかもしれませんねえ。個人的にはジェイソン並み女も良かったと思います。ただ「普段から強烈な悪臭がする」はちょっとやり過ぎだった感じがします。嫌悪感を出したかったんでしょうが看護婦としては優秀となにかチグハグな感を受けます。ホラーですからある程度荒唐無稽はいいと思いますが違和感はちょっと別かもと感じました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
最近はホラー小説もラノベ風なものが多くなったように感じます。決してキライではありませんが「こえぇぇぇ~~」度が弱くなって欲しくはないですねえ。
そういえば最近本を読んでない、というより読む気が起きなかったので100円本を買ってみようかと眺めていると、ホラー小説を新古本で見つけました。幻冬舎文庫「リカ」著者は五十嵐貴久。新古本なのでちょっと予算オーバーでしたが(と言っても250円だけど)これを買ってきまして最近それをまた読み返しました。
幻冬舎文庫は一時凝って結構読んでいましたが、山田悠介「親指さがし」を読んで以来中断?しています。なんかいい感じのホラーが少なくなったような気がしまして・・・。当時良くいく本屋は山田悠介押しをしていてたくさんの本が平積みになっていました。「こんなに押してるなら2~3冊読んでみよう」でも自分にはあいませんでしたねえ。ちょっと構成や展開に無理があり、あえて悪く言うと「どうしてそうなる?」の連続で少々稚拙な展開が多いように感じました。ただ話の勢いは強い物があり中学生くらいの年代には受けているというネットの記事を見て「さもあらん」と納得しました。有名になった「リアル鬼ごっこ」は未読ですがインパクトはありそうでそれを感じます。でも当時はインパクトそれだけのように感じてしまいました。あの頃は「このミス(このミステリーが面白い)」の大賞が「エクスクロス」だったり、そういうのが受けてる時代でした。というかその走りが「リアル鬼ごっこ」だったのではないかと思います。でも最近ではかなり巧者になってきたとの評も見ますので、もう一度挑戦しようかな・・・・・・でも、お金が無いのでなかなかそうできませんけど。。。そういえば角川ホラー文庫も最近、個人的に心ときめくような本が少なくなりました。貴志祐介さんにホラーに戻ってきて欲しい。三津田信三さんには「赤まなこ」のような短編ホラーを書いて欲しい。ほんとにあくまで個人的な願いですけど。。。
この「リカ」、某レビューを見ると酷評が多いのですが個人的には面白かったと思います。
ーあらすじー
主人公は40を超えた出版社の営業サラリーマン。後輩に「出会い系サイト」勧められる。最初は疑心暗鬼だったが徐々に出会い系の疑似恋愛にのめり込む。しかし妻子のある身、最後の出会いに選んだのは20代後半の看護婦と名乗る「リカ」だった。メールのやり取りと通話だけだがリカは最初 純な少女のような振る舞いを見せる。が、徐々に強い束縛と依存を見せ始め、その様相に主人公は次第に恐怖を感じ交際を断ろうとするのだが・・・。
ーーーー完全なネタばれが有りますーーーー
ストーカー女の恐怖の話です。その女「リカ」がハンパではない。何しろラスト付近で警官から銃で撃たれても平気という化け物ですから。ジェイソン並みですねえ(笑)こう書くと荒唐無稽な話のようですが前半から中盤にかけてはリアルな展開を見せます。安易なネットでの出会いの恐怖、顔が見えず文章だけでその人物を判定してしまう危険、そういう現実の恐怖を描いていきます。この小説が出たのは12年前。出会い系の危険とかネットでの犯罪者募集サイトとかが問題になっていた時期ですね。所々初期の頃出会い系は~と、よく言われていたような話が出てきますし。「ネットの中には何が住んでいるかわからない、こんな怪物もいるのだ」端的に言えばこういう内容だと思います。ただ出てくるのがジェイソン並み(笑)なのでそこに「リアル感がない」とか「展開がどこかで見たような感じ」「稚拙すぎる」との酷評が出てしまうのかもしれません。ただ個人的にあんなストーカーは怖いと思いましたし
=====超ネタバレ=====
ラストで主人公が手足を切られ目をつぶされ喉を駄目にされて、それでも生かされたまま連れ去られていく(リカは看護婦)「これであの女は主人公を本当に自分のものにしたんだな」という刑事の感想が怖くて良かったんです。
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でも「展開がどこかで見たような感じ」は自分も感じました。貴志祐介「黒い家」に似てるなあと。「黒い家」の方がリアルなのでそういう意味では「見方が稚拙すぎる」となってしまうのかもしれません。もしかして基本的には前述した山田悠介調(?)のインパクト重視な作品なのかもしれませんねえ。個人的にはジェイソン並み女も良かったと思います。ただ「普段から強烈な悪臭がする」はちょっとやり過ぎだった感じがします。嫌悪感を出したかったんでしょうが看護婦としては優秀となにかチグハグな感を受けます。ホラーですからある程度荒唐無稽はいいと思いますが違和感はちょっと別かもと感じました。
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最近はホラー小説もラノベ風なものが多くなったように感じます。決してキライではありませんが「こえぇぇぇ~~」度が弱くなって欲しくはないですねえ。
「讐 〜ADA〜」を観ました
悩み多く最近よく眠れません。おかげで自律神経がまた不調になったらしく体がだるいのです。自律神経不調だから眠れないのかも知れませんが・・・。
久しぶりにJホラーを観ました。
「讐 〜ADA〜第一部戦慄編」「第二部絶望編」
監督は白石晃士(しらいし こうじ)代表作は「ノロイ」でしょうか。「ノロイ」は劇場で観ましたが「日本版ブレアウィッチ・プロジェクト」と評されたようにドキュメンタリー(風)映画、いわゆるPOVの作品でした。寡聞にしてこれ以前にこの手の日本ホラー映画を知らないので自分にとってはJホラー初のPOVでした。初でなくとも多分日本映画でのドキュメンタリーPOVホラーの代表作であることは間違いないと思います。なにせ封切り当時はこの映画を事実だと思っていた観客が多かったという記事もありましたし。そういう意味では1983年のイタリア映画「食人族」、2009年のハリウッド映画「フォース・カインド」と同じですね。ただし「フォース・カインド」は最近作であるせいかすぐフィクションだとバレてしまいましたが。。。
---------以下、ネタばれがあります------------
今回はホラーではなくサスペンスです。とある女子高生の復讐劇をPOVで描いたという作品です。が・・・しかし突っ込みどころが満載すぎて細かくは書けません。それ位現実離れしたPOVでした。というよりドキュメンタリーPOVとしては失敗ではないかしらん?と思うものでした。ドキュメンタリーにするということは「これって現実??」と思わせてこそだと思うのですが、その「現実味」がまったく感じられないんです。逆にスペイン映画の「REC」や「ダイアリー・オブ・ザ・デット」のように明らかに架空ドキュメンタリー(ゾンビものですしね)のような派手な演出もない。でも架空、仮にゾンビ物であったとしてもドキュメンタリータッチにするなら「現実感」がものを言う大事な要素だと思うのです。が、そこが一番弱いという映画だなあと思います。
POVは作りやすいということもあり低予算ホラーには多いのですが結講怖くなるというのもこの「現実感」にあるのだと思います。低予算で大ヒットしたPOV映画というと「ブレアウィッチ」をはじめ最近の「パラノーマル・アクティビティ」も「これ、マジ?」と思わせた事ですもんね。「グレイブエンカウンターズ」「グレイブエンカウンターズ2」もそうでしょう。明らかにつくりものですがこっちの方がかなりいいと個人的には思いました。
白石晃士監督はおそらく日本のPOVホラーの第一人者でしょうか。でもそれはきっと「ノロイ」(2005)のおかげでしょう。POV好きの自分は白石晃士監督のPOV作品をけっこう観ていると思いますが「ノロイ」以降だんだんドキュメンタリータッチに大切な「現実味」を失って行っていると感じるんです。「オカルト」(2009)まではまだ「マジ?」という雰囲気が強く残っていたのです(ラストはどうかと思いました)が「カルト」(2013)になると「え・・・(汗)」となってしまい同年の「讐 〜ADA〜」は「え~~ありえないだろ(汗汗)」となってきてます。ホラー映画というと微妙なアイドルが主演することが多いのですが、白石作品にはその比率が高いからでしょうかねえ。しかし「ノロイ」にもいろんな芸人が出てましたがそれが逆に真実味を増した部分でもあったのです。しかし今作ではちょっと演技が微妙すぎ・・・。
そういう意味では「リング」の鶴田法男監督作品「POV~呪われたフィルム~」(2012)も同じでした。怖くなる感じはあるのですが演技がわざとらしすぎて現実味が薄れていると思います。主演は女優の方でしたけど・・・POVってある意味難しいのかもしれません。。。(でも低予算でヒット作が出てるんだよなあ)
----------------------------------
などと色々書いてきましたが個人の勝手な感想に過ぎません。多分自分はこれからも白石晃士監督のPOV作品を観ていく事でしょう。なんだかんだ言って好きですからPOV映画
そういえば「死霊のはらわた(2013)」の吹き替えを観ていて声優がある意味すごい?なあと思いました。
水樹奈々に戸松遥、中村悠一と佐藤利奈・・・なんかのアニメみたい(笑)
はじめ中村悠一以外は全然気がつかなかった。やっぱプロですねえ、ちゃんとホラー対応してるんですね。
久しぶりにJホラーを観ました。
「讐 〜ADA〜第一部戦慄編」「第二部絶望編」
監督は白石晃士(しらいし こうじ)代表作は「ノロイ」でしょうか。「ノロイ」は劇場で観ましたが「日本版ブレアウィッチ・プロジェクト」と評されたようにドキュメンタリー(風)映画、いわゆるPOVの作品でした。寡聞にしてこれ以前にこの手の日本ホラー映画を知らないので自分にとってはJホラー初のPOVでした。初でなくとも多分日本映画でのドキュメンタリーPOVホラーの代表作であることは間違いないと思います。なにせ封切り当時はこの映画を事実だと思っていた観客が多かったという記事もありましたし。そういう意味では1983年のイタリア映画「食人族」、2009年のハリウッド映画「フォース・カインド」と同じですね。ただし「フォース・カインド」は最近作であるせいかすぐフィクションだとバレてしまいましたが。。。
---------以下、ネタばれがあります------------
今回はホラーではなくサスペンスです。とある女子高生の復讐劇をPOVで描いたという作品です。が・・・しかし突っ込みどころが満載すぎて細かくは書けません。それ位現実離れしたPOVでした。というよりドキュメンタリーPOVとしては失敗ではないかしらん?と思うものでした。ドキュメンタリーにするということは「これって現実??」と思わせてこそだと思うのですが、その「現実味」がまったく感じられないんです。逆にスペイン映画の「REC」や「ダイアリー・オブ・ザ・デット」のように明らかに架空ドキュメンタリー(ゾンビものですしね)のような派手な演出もない。でも架空、仮にゾンビ物であったとしてもドキュメンタリータッチにするなら「現実感」がものを言う大事な要素だと思うのです。が、そこが一番弱いという映画だなあと思います。
POVは作りやすいということもあり低予算ホラーには多いのですが結講怖くなるというのもこの「現実感」にあるのだと思います。低予算で大ヒットしたPOV映画というと「ブレアウィッチ」をはじめ最近の「パラノーマル・アクティビティ」も「これ、マジ?」と思わせた事ですもんね。「グレイブエンカウンターズ」「グレイブエンカウンターズ2」もそうでしょう。明らかにつくりものですがこっちの方がかなりいいと個人的には思いました。
白石晃士監督はおそらく日本のPOVホラーの第一人者でしょうか。でもそれはきっと「ノロイ」(2005)のおかげでしょう。POV好きの自分は白石晃士監督のPOV作品をけっこう観ていると思いますが「ノロイ」以降だんだんドキュメンタリータッチに大切な「現実味」を失って行っていると感じるんです。「オカルト」(2009)まではまだ「マジ?」という雰囲気が強く残っていたのです(ラストはどうかと思いました)が「カルト」(2013)になると「え・・・(汗)」となってしまい同年の「讐 〜ADA〜」は「え~~ありえないだろ(汗汗)」となってきてます。ホラー映画というと微妙なアイドルが主演することが多いのですが、白石作品にはその比率が高いからでしょうかねえ。しかし「ノロイ」にもいろんな芸人が出てましたがそれが逆に真実味を増した部分でもあったのです。しかし今作ではちょっと演技が微妙すぎ・・・。
そういう意味では「リング」の鶴田法男監督作品「POV~呪われたフィルム~」(2012)も同じでした。怖くなる感じはあるのですが演技がわざとらしすぎて現実味が薄れていると思います。主演は女優の方でしたけど・・・POVってある意味難しいのかもしれません。。。(でも低予算でヒット作が出てるんだよなあ)
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などと色々書いてきましたが個人の勝手な感想に過ぎません。多分自分はこれからも白石晃士監督のPOV作品を観ていく事でしょう。なんだかんだ言って好きですからPOV映画
そういえば「死霊のはらわた(2013)」の吹き替えを観ていて声優がある意味すごい?なあと思いました。
水樹奈々に戸松遥、中村悠一と佐藤利奈・・・なんかのアニメみたい(笑)
はじめ中村悠一以外は全然気がつかなかった。やっぱプロですねえ、ちゃんとホラー対応してるんですね。