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ホラー小説な感じ

再三、「ホラー小説好き」と書いていますが、いわゆる古典?というのはあまりというか全然読んでいません。
だから正確には現代日本のホラー小説好きといったところです。(話のテーマは古くてもかまいませんが)
まず、ラブクラフトをほとんど読んでいません。
今まで読んだ小説の解説等で「クトゥルフ」の偉大な存在は感じますが、「ラブクラフト全集」の第一巻を読んだだけです。。。自分はそれほどハマれませんでした。
「クトゥルフ神話の体系」というのは原作者のラブクラフトではなく、別の作家が作ったと聞いた事があるのですがそちらを読めばハマるかなぁ。。。(よくわからないので間違ってたらすみません)

角川ホラー文庫に「ホラー大全」という、特に海外のホラーを解説したぶ厚いw本があります。
狼男、フランケンシュタインの怪物、ドラキュラといった超古典?から現代までの海外ホラー小説を幅広く丁寧に解説してあって、面白い本でした。その中にもクトゥルフは解説があったのですがよく覚えてないんですよね・・・。
ちなみにその本には「お勧め本」が大量にあって、その中から数冊読んでみました。
ホラーの金字塔と書いてあったスティーブン・キングの「IT」、ジェットコースター小説、読み始めたら止められないというD・R・クーンツの「ファントム」、映画とは違う圧巻のラストという「シャイニング」。
どれも面白かったのですが、私はあまりハマれませんでした。
「ファントム」と「IT」はなんか似てるなあと思いましたが、私は訳文に抵抗があるようなのです。
英文を訳すとなんとなく「持って回った言い方」になったりしますが、どうもそれがなじめなくて・・・。
当然日本語しか話せない私なので、外国語の機微もわかりにくくて・・・。

でも実はエドガー・アラン・ポーはけっこう読んでるんですよね。ポーというと「モルグ街の殺人」が歴史上初の探偵小説として有名ですが、もちろん推理ではなくホラーのほうで。
理由は小学4年生の時、誕生祝にポーの短編集「黒猫」をもらったからです。
小学4年生に「黒猫」を送るうちの親もどうかと思いますが、怖いながらハマりましたねぇ。
挿絵がものすごく怖かった印象があります。題名は忘れましたが、コールタールを体中に塗って、猿の道化を演じていた数人に火を付けて、シャンデリアにつるして明かりにするという話が何故かその時は怖かったんですよね。
自分のホラー好きもここからかもしれませんねぇ。

ちなみに日本の古典もあんまり読んでいません。江戸川乱歩は20面相シリーズをすこし(全然ホラーじゃないし)
その他だと夢野久作「ドグラマグラ」「少女地獄」(内容は全然少女ではないですが)ぐらいです・・・。

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