新撰組!
2004年のNHK大河ドラマ「新撰組!」を見ています。新撰組局長 近藤勇(こんどういさみ)を主人公にした、大河には珍しい「(幕末)青春列伝」といった話でした。
当時リアルタイムで見ていたのですが レンタル店で見つけてBGV代わりにと思い借りてみました。
話数があるのでレンタル代がバカにならず、江戸の剣術道場時代は飛ばして京都に上洛し「壬生浪士組結成」の回から借りてみました。
脚本は三谷幸喜、前述もしましたが歴代の大河ドラマにはない雰囲気の話で当時視聴率が悪く、それゆえ後半からは通常の大河っぽくNHKから脚本のテコ入れがされるというようなニュースもありました。(でも多分、脚本テコ入れはしなかったと思います。)三谷節が炸裂していてギャグが多い回もあり(「寺田屋騒動」の回など・・・近藤勇が妾の太夫(おいらん)を大阪から京都に引き取ろうとする。そこへ本妻のツネ、沖田総司の姉ミツが江戸から上がってきて船宿寺田屋でドタバタ騒動がおこるというどう見てもギャグ主体の回。。。というか史実にこんなことあったのかな??)、放送当時は酷評も多かったといいます。でも私は大好きで毎回欠かさず見ていました。
本放送視聴率の低迷にもかかわらず、放送後は「大河ドラマ」の歴代人気作品の2位になったりイキナリ評価が上がったりしました。以下勝手な想像に過ぎませんが本放送を数回見てあまりにも歴代大河ドラマと違うので見るのをあきらめた人達が話題を聞き後半から見て(あるいは後からまとめて見て?)「けっこういけるじゃん」と評価したからでしょうか。前半、江戸の剣術道場時代の話だと坂本竜馬や桂小五郎とお友達で婚礼に呼んだりしてるので大河ファンからは「ちょっと無理筋っぽい話になりそう」と見られていたのかもしれません。
かと思えば中盤盛り上がりどころ、新撰組の名を轟かした有名な「池田屋事件」ではよく芝居や映画にある大階段はなく、実際の池田屋の設計図をもとにしてセットが作られたというリアル志向もあります。
でもやっぱり大河では珍しい「青春グラフティ?」だったから人気が出たのかもしれません。主人公の近藤勇は33歳で死にますから。(「北条時宗」34歳死去とかがありますけど・・・設定の妙でしょうか)
「新撰組!」でも歌舞伎俳優の中村勘太郎、中村獅堂などが出演しています。時代劇ドラマなどで歌舞伎の人達を目にするのは結構多いのです。それで感じたのですが、なんとな~く「泣きながら叫ぶ」という演技は歌舞伎俳優の人達は雰囲気がみんな似ているような。。。歌舞伎でそういう演技があるのでしょうか?でもさすがと言うべきか「死ぬ演技」はどなたも鬼気迫るものを感じます。新撰組八番組長 藤堂平助(中村勘太郎)が油の小路で死ぬシーンなど、本職の俳優さんの演技はすごいと感じさせられました。
ちなみに最初に大河で「死ぬシーンがすごくいい」(というのも変ですが)と思ったのは「武田信玄」(信玄役は中井貴一)での今川義元が織田信長軍に討たれるシーン。
今川義元役は勘三郎になる前の中村勘九郎でした。
こう書くといかにも大河ファンでみんな見ているような印象を持たれると思いますが、実は好き嫌いがけっこうあって見ていない大河も多いです。現在放送中の「竜馬伝」は見ていません。でも気に入らなくて見ていないわけではありません。数話見ているのですが大河としては斬新?な演出。リアル志向なのかもしれない「なんだが薄汚れた感じのメイキャップ」(幕末の志士っぽいですよね、あれ。脱藩して貧窮していた者も多かったはずですから)など「いいかんじ~♡」と思うところが多大にありました。話が気に入らないわけでもありません。(司馬遼太郎「竜馬が行く」しか読んだことないし)理由は私にとっては画面が見にくいと感じるからです。。。演出の一部でしょうが全体的にセピア?風の色使い、そして見た回だけかもしれませんがやたらに逆光が多い。カメラが微妙に揺れて手ぶれっぽく、リアルっぽくなってるのも好感ですがやっぱりそれも見難くなる要素です。
疲れ目に悩む私にとっては少々つらい。。。全話DVDになって好きな時にゆっくり見られるようななったら、ちゃんと見たいとは思っています。(予断ですが日本映画のCGってなんか「セピア風?」が多いような気が・・・)
と、とりとめもなく・・・今月も もうヤバイです・・・(汗 汗
当時リアルタイムで見ていたのですが レンタル店で見つけてBGV代わりにと思い借りてみました。
話数があるのでレンタル代がバカにならず、江戸の剣術道場時代は飛ばして京都に上洛し「壬生浪士組結成」の回から借りてみました。
脚本は三谷幸喜、前述もしましたが歴代の大河ドラマにはない雰囲気の話で当時視聴率が悪く、それゆえ後半からは通常の大河っぽくNHKから脚本のテコ入れがされるというようなニュースもありました。(でも多分、脚本テコ入れはしなかったと思います。)三谷節が炸裂していてギャグが多い回もあり(「寺田屋騒動」の回など・・・近藤勇が妾の太夫(おいらん)を大阪から京都に引き取ろうとする。そこへ本妻のツネ、沖田総司の姉ミツが江戸から上がってきて船宿寺田屋でドタバタ騒動がおこるというどう見てもギャグ主体の回。。。というか史実にこんなことあったのかな??)、放送当時は酷評も多かったといいます。でも私は大好きで毎回欠かさず見ていました。
本放送視聴率の低迷にもかかわらず、放送後は「大河ドラマ」の歴代人気作品の2位になったりイキナリ評価が上がったりしました。以下勝手な想像に過ぎませんが本放送を数回見てあまりにも歴代大河ドラマと違うので見るのをあきらめた人達が話題を聞き後半から見て(あるいは後からまとめて見て?)「けっこういけるじゃん」と評価したからでしょうか。前半、江戸の剣術道場時代の話だと坂本竜馬や桂小五郎とお友達で婚礼に呼んだりしてるので大河ファンからは「ちょっと無理筋っぽい話になりそう」と見られていたのかもしれません。
かと思えば中盤盛り上がりどころ、新撰組の名を轟かした有名な「池田屋事件」ではよく芝居や映画にある大階段はなく、実際の池田屋の設計図をもとにしてセットが作られたというリアル志向もあります。
でもやっぱり大河では珍しい「青春グラフティ?」だったから人気が出たのかもしれません。主人公の近藤勇は33歳で死にますから。(「北条時宗」34歳死去とかがありますけど・・・設定の妙でしょうか)
「新撰組!」でも歌舞伎俳優の中村勘太郎、中村獅堂などが出演しています。時代劇ドラマなどで歌舞伎の人達を目にするのは結構多いのです。それで感じたのですが、なんとな~く「泣きながら叫ぶ」という演技は歌舞伎俳優の人達は雰囲気がみんな似ているような。。。歌舞伎でそういう演技があるのでしょうか?でもさすがと言うべきか「死ぬ演技」はどなたも鬼気迫るものを感じます。新撰組八番組長 藤堂平助(中村勘太郎)が油の小路で死ぬシーンなど、本職の俳優さんの演技はすごいと感じさせられました。
ちなみに最初に大河で「死ぬシーンがすごくいい」(というのも変ですが)と思ったのは「武田信玄」(信玄役は中井貴一)での今川義元が織田信長軍に討たれるシーン。
今川義元役は勘三郎になる前の中村勘九郎でした。
こう書くといかにも大河ファンでみんな見ているような印象を持たれると思いますが、実は好き嫌いがけっこうあって見ていない大河も多いです。現在放送中の「竜馬伝」は見ていません。でも気に入らなくて見ていないわけではありません。数話見ているのですが大河としては斬新?な演出。リアル志向なのかもしれない「なんだが薄汚れた感じのメイキャップ」(幕末の志士っぽいですよね、あれ。脱藩して貧窮していた者も多かったはずですから)など「いいかんじ~♡」と思うところが多大にありました。話が気に入らないわけでもありません。(司馬遼太郎「竜馬が行く」しか読んだことないし)理由は私にとっては画面が見にくいと感じるからです。。。演出の一部でしょうが全体的にセピア?風の色使い、そして見た回だけかもしれませんがやたらに逆光が多い。カメラが微妙に揺れて手ぶれっぽく、リアルっぽくなってるのも好感ですがやっぱりそれも見難くなる要素です。
疲れ目に悩む私にとっては少々つらい。。。全話DVDになって好きな時にゆっくり見られるようななったら、ちゃんと見たいとは思っています。(予断ですが日本映画のCGってなんか「セピア風?」が多いような気が・・・)
と、とりとめもなく・・・今月も もうヤバイです・・・(汗 汗
「東京ゴッドファーザーズ」
今敏監督の訃報にふれました。
私にとって「妖獣都市」「獣兵衛忍風帖」の川尻義昭監督と並んで好きな監督です。
一番最初に名前を知ったのは多分ヤングマガジンのマンガ賞受賞作品です。内容はちょっと忘れてしまったのですが、ストーリーとも、絵とも、大友克洋がかなり好きなんだなあという印象でした。次に聞いたのは多分・・・「千年女優」の時だと思います。「あれ?聞いたことある。この人漫画家じゃなかったっけ。別人かな・・・」と思ったのですが、「東京ゴッドファーザーズ」が確かアカデミーノミネートされ情報番組で一部映像が流れました。その時「あ、漫画家の今敏と同一人なんだ」とわかりました。
実は気にはなっていたんですが「千年女優」「東京ゴッドファーザーズ」ともそれまで一度も観た事が無かったのです。何年か前夜中に「東京ゴッドファーザーズ」が放映されていたのを見てはまりましたねえ。DVDが欲しくなりました。その後「千年女優」「パーフェクトブルー」「妄想代理人」・・・「パプリカ」とほとんど観ました。新作がいつ出るか・・・と楽しみにしていたのです。
私は最初に観た「東京ゴッドファーザーズ」が好きです。でもパッケージやアオリなんか読むとストーリーの概要は把握できるのですが「面白い話になるのかなぁ?」という感想もわく感じなのです。実際、かつて知人の一人に「名作だから」と言ったのですが「どんな話?・・・~ん、浮浪者のはなしねぇ」。。。
仕方ないと思います。私も観るまではそうでしたから。それに人それぞれ感性が違いますから、絶対面白いとは言えませんし。
でも個人的には名作だと思っています。「千年女優」ももちろんいい。実は「妄想代理人」も好きなんです。(ちょっと私には理解が及ばない部分もあるのですが)。全作品に通じるあの不思議な雰囲気が私は好きなのです。
ニュースサイトに「夢見る機械」を準備中 とありました。
・・・大変残念です。心からご冥福をお祈りします。
私にとって「妖獣都市」「獣兵衛忍風帖」の川尻義昭監督と並んで好きな監督です。
一番最初に名前を知ったのは多分ヤングマガジンのマンガ賞受賞作品です。内容はちょっと忘れてしまったのですが、ストーリーとも、絵とも、大友克洋がかなり好きなんだなあという印象でした。次に聞いたのは多分・・・「千年女優」の時だと思います。「あれ?聞いたことある。この人漫画家じゃなかったっけ。別人かな・・・」と思ったのですが、「東京ゴッドファーザーズ」が確かアカデミーノミネートされ情報番組で一部映像が流れました。その時「あ、漫画家の今敏と同一人なんだ」とわかりました。
実は気にはなっていたんですが「千年女優」「東京ゴッドファーザーズ」ともそれまで一度も観た事が無かったのです。何年か前夜中に「東京ゴッドファーザーズ」が放映されていたのを見てはまりましたねえ。DVDが欲しくなりました。その後「千年女優」「パーフェクトブルー」「妄想代理人」・・・「パプリカ」とほとんど観ました。新作がいつ出るか・・・と楽しみにしていたのです。
私は最初に観た「東京ゴッドファーザーズ」が好きです。でもパッケージやアオリなんか読むとストーリーの概要は把握できるのですが「面白い話になるのかなぁ?」という感想もわく感じなのです。実際、かつて知人の一人に「名作だから」と言ったのですが「どんな話?・・・~ん、浮浪者のはなしねぇ」。。。
仕方ないと思います。私も観るまではそうでしたから。それに人それぞれ感性が違いますから、絶対面白いとは言えませんし。
でも個人的には名作だと思っています。「千年女優」ももちろんいい。実は「妄想代理人」も好きなんです。(ちょっと私には理解が及ばない部分もあるのですが)。全作品に通じるあの不思議な雰囲気が私は好きなのです。
ニュースサイトに「夢見る機械」を準備中 とありました。
・・・大変残念です。心からご冥福をお祈りします。
Vシネマ版「呪怨」、映画版「ハゲタカ」
Vシネマ版「呪怨」を見ました。
ネットで映画版より怖い(というより、映画版は怖さが減った)という評判を目にはしていたのですが「ま、後でいいや」と思い、今まで見ていませんでした。
確かに 怖い!・・・けど、先に「映画版」を観ているので展開が読めてしまって怖さは半減です。恐らく映画でも先にVシネマを見ていた方は半減しているかも・・・と思いましたがでも評判のどおりVシネマ版のほうが怖いと感じました。
まずストーリーが映画版よりはわかります。はっきり断言はされていませんがカヤコの死の原因も想像できます。(「THE JUON」での解釈はここからきたものなのですね)でもやっぱり何故カヤコだけが殺された折に強い「呪怨」になって、他の人を巻き込んでいくのかはわかりませんけど。(「THE JUON-パンデミック」で説明されましたが)
といってもホラーに理屈立って解釈を求めると面白さが壊れてしまう場合がありますので、あまり気にはしないことにしているのです。が、時々怖い表現の羅列だけ?のようなホラーもあります。どちらかといえば映画版のほうがパニック表現のオンパレードっぽい演出かなぁと思いました。
Vシネマ版「呪怨」には「2」もあり、同時に借りてきました。「2」は・・・・・・・・・ちょっとやり過ぎです(笑。
「貞子は増殖する」という「リング」の続編「ループ」を思い出してしまいました。映画版「呪怨2」もありますが、あれも別な意味でやり過ぎな気が個人的にはしますねえ。
映画版「ハゲタカ」もレンタルしました。
(以下ネタバレがあります)
あらすじ
日本の基幹産業「自動車」。その代表とも言える「アカマ自動車」も長引く不況、業績の不振等から改革を迫られていた。企業再生人 柴野建夫は「アケボノ光学機器」を建て直したその手腕を買われ、取締役として「アカマ自動車」に招かれていた。柴野はアカマの悪評が海外のどこからか意図的に流されていることに気付く。
「アカマ自動車が海外のファンドから狙われている」
柴野は、かつて戦い、そして共闘して「アケボノ光学機器」を救った「ハゲタカ」鷲津政彦に援助を求める。鷲津は日本の閉鎖的な市場に嫌気が差し、ほぼ隠遁生活を送っていた。柴野はそんな鷲津に再びマーケットの世界に戻るよう説得する。
「そんな腐った市場をつくったのも俺達じゃないか」「お前の力が必要なんだ」
アカマ自動車に敵対的TOB(株式公開買い付け)を仕掛けてきたのは「ブルー・ウォール・パートナーズ」。代表は中国残留孤児3世を自称する 劉一華。無名のこのファンドがいきなり高額な株式買い付けを宣言する。「鷲津ファンド」はアカマの「ホワイトナイト」(友好的買収)を宣言し買い付け価格を上げた。しかしブルー・ウォールは強力な資金力から価格競争を有利に進める。ブルー・ウォール劉一華のバックについていたのは中国政府系ファンド「CLIC」だった。中国政府の意向をうけた巨大ファンドで資金は20兆円超。圧倒的な資金力の相手、正面からの戦いでは勝てないと悟った鷲津は密かに計画を立てる・・・。
完全にドラマ「ハゲタカ」の続編です。おそらくドラマを見ていないと判りにくい部分が出てくると思います。ドラマを見ていた私にはすごく面白いストーリーでした。
ドラマ版ではバブル以後の不良債権に苦しむ日本に対し「腐った日本を買い叩く!」と言ったのですが
今度の映画版ではサムプライム問題から世界的不況にまでなったアメリカに対し「腐ったアメリカを買い叩く!」と叫びます。
日本の「鷲津ファンド」がアメリカのファンド「スタンリー・ブラザーズ」を破綻に追い込む。今、こんなことできるのかいな?と思いつつ「すげーな、鷲津ファンド!」とも思いました。(笑
ただ劇中の新聞にもチョロっと出てきましたがこれが引き金になって、世界同時不況になったっぽいんです。・・・「アカマ自動車」を中国資本から守る為とはいえ、、、「ハゲタカ」の所以というところでしょうか。
ネットでの情報を読むと映画「ハゲタカ」は最初の脚本からかなり変えられたそうです。
最初は巨大な中国資本とその「中国ファンド」に対抗する日本金融界、鷲津ファンドという図式だったらしいのですが、リーマンショックがおきて時流に合わなくなった。それでサブプライム問題やアメリカファンドの破綻というシチュエーションが入ってきたのでしょうか。「"強欲が善"の時代は終わった。」(鷲津)
ドラマ版でも重要な役どころであった西野治役の松田龍平。(見てない方には何者かわからないでしょうけど。。。)当初、西野役は中村 獅童だったそうですが事故を起こして降板。急遽松田龍平になったそうです。そういえば雰囲気はなんとなく似てる感じがします。お父さん(故 松田優作)とも雰囲気は似てきたような・・・。代役でしたが西野治役はハマリ役のように自分は思いました。
面白かった・・・経済は全然わからないのに。(・・・ただ、ちょっとラストの展開が個人的には微妙な感じです)でも意外ですが、この手の話は嫌いじゃないのがわかりました。
高杉良原作の「金融腐食列島」も見てみようかな、まだちゃんと見ていないので・・・。
ネットで映画版より怖い(というより、映画版は怖さが減った)という評判を目にはしていたのですが「ま、後でいいや」と思い、今まで見ていませんでした。
確かに 怖い!・・・けど、先に「映画版」を観ているので展開が読めてしまって怖さは半減です。恐らく映画でも先にVシネマを見ていた方は半減しているかも・・・と思いましたがでも評判のどおりVシネマ版のほうが怖いと感じました。
まずストーリーが映画版よりはわかります。はっきり断言はされていませんがカヤコの死の原因も想像できます。(「THE JUON」での解釈はここからきたものなのですね)でもやっぱり何故カヤコだけが殺された折に強い「呪怨」になって、他の人を巻き込んでいくのかはわかりませんけど。(「THE JUON-パンデミック」で説明されましたが)
といってもホラーに理屈立って解釈を求めると面白さが壊れてしまう場合がありますので、あまり気にはしないことにしているのです。が、時々怖い表現の羅列だけ?のようなホラーもあります。どちらかといえば映画版のほうがパニック表現のオンパレードっぽい演出かなぁと思いました。
Vシネマ版「呪怨」には「2」もあり、同時に借りてきました。「2」は・・・・・・・・・ちょっとやり過ぎです(笑。
「貞子は増殖する」という「リング」の続編「ループ」を思い出してしまいました。映画版「呪怨2」もありますが、あれも別な意味でやり過ぎな気が個人的にはしますねえ。
映画版「ハゲタカ」もレンタルしました。
(以下ネタバレがあります)
あらすじ
日本の基幹産業「自動車」。その代表とも言える「アカマ自動車」も長引く不況、業績の不振等から改革を迫られていた。企業再生人 柴野建夫は「アケボノ光学機器」を建て直したその手腕を買われ、取締役として「アカマ自動車」に招かれていた。柴野はアカマの悪評が海外のどこからか意図的に流されていることに気付く。
「アカマ自動車が海外のファンドから狙われている」
柴野は、かつて戦い、そして共闘して「アケボノ光学機器」を救った「ハゲタカ」鷲津政彦に援助を求める。鷲津は日本の閉鎖的な市場に嫌気が差し、ほぼ隠遁生活を送っていた。柴野はそんな鷲津に再びマーケットの世界に戻るよう説得する。
「そんな腐った市場をつくったのも俺達じゃないか」「お前の力が必要なんだ」
アカマ自動車に敵対的TOB(株式公開買い付け)を仕掛けてきたのは「ブルー・ウォール・パートナーズ」。代表は中国残留孤児3世を自称する 劉一華。無名のこのファンドがいきなり高額な株式買い付けを宣言する。「鷲津ファンド」はアカマの「ホワイトナイト」(友好的買収)を宣言し買い付け価格を上げた。しかしブルー・ウォールは強力な資金力から価格競争を有利に進める。ブルー・ウォール劉一華のバックについていたのは中国政府系ファンド「CLIC」だった。中国政府の意向をうけた巨大ファンドで資金は20兆円超。圧倒的な資金力の相手、正面からの戦いでは勝てないと悟った鷲津は密かに計画を立てる・・・。
完全にドラマ「ハゲタカ」の続編です。おそらくドラマを見ていないと判りにくい部分が出てくると思います。ドラマを見ていた私にはすごく面白いストーリーでした。
ドラマ版ではバブル以後の不良債権に苦しむ日本に対し「腐った日本を買い叩く!」と言ったのですが
今度の映画版ではサムプライム問題から世界的不況にまでなったアメリカに対し「腐ったアメリカを買い叩く!」と叫びます。
日本の「鷲津ファンド」がアメリカのファンド「スタンリー・ブラザーズ」を破綻に追い込む。今、こんなことできるのかいな?と思いつつ「すげーな、鷲津ファンド!」とも思いました。(笑
ただ劇中の新聞にもチョロっと出てきましたがこれが引き金になって、世界同時不況になったっぽいんです。・・・「アカマ自動車」を中国資本から守る為とはいえ、、、「ハゲタカ」の所以というところでしょうか。
ネットでの情報を読むと映画「ハゲタカ」は最初の脚本からかなり変えられたそうです。
最初は巨大な中国資本とその「中国ファンド」に対抗する日本金融界、鷲津ファンドという図式だったらしいのですが、リーマンショックがおきて時流に合わなくなった。それでサブプライム問題やアメリカファンドの破綻というシチュエーションが入ってきたのでしょうか。「"強欲が善"の時代は終わった。」(鷲津)
ドラマ版でも重要な役どころであった西野治役の松田龍平。(見てない方には何者かわからないでしょうけど。。。)当初、西野役は中村 獅童だったそうですが事故を起こして降板。急遽松田龍平になったそうです。そういえば雰囲気はなんとなく似てる感じがします。お父さん(故 松田優作)とも雰囲気は似てきたような・・・。代役でしたが西野治役はハマリ役のように自分は思いました。
面白かった・・・経済は全然わからないのに。(・・・ただ、ちょっとラストの展開が個人的には微妙な感じです)でも意外ですが、この手の話は嫌いじゃないのがわかりました。
高杉良原作の「金融腐食列島」も見てみようかな、まだちゃんと見ていないので・・・。
ハゲタカ
もう3年ほど前になりますが、NHKの土曜ドラマに「ハゲタカ」というのがありました。
最近、夜中に再放送があり全6回。後に海外でも評価され多くの賞をとったそうです。当時、私はリアルタイムで見ていました。
ー以下、ネタバレがあります。ー
あらすじ(経済に詳しくないので、用語の間違い、勘違いなどがあると思いますが)
バブルがはじけ、多くの不良資産を抱えた日本。そこに目をつけたのが外資。アメリカのファンド「ホライズン・インベストメント・ワークス」(通称ホライズン)は赤字超過した企業をなるべく安く買い、強引とも言える再建をし、すぐに高値で売り抜ける「ハゲタカ」と言われるファンドだった。「日本を買い叩け」「まだ甘ちゃんのこの国を」。
三葉銀行も大量の不良債権をかかえていた。解決策として債権を一括売却する「バルクセール」を行おうとする。その債権の買い手こそが「ホライズン」。「ホライズン・ジャパン」の代表 鷲津政彦(大森南朋)はかつて三葉銀行に勤めていた。彼は銀行の命令により貸し渋りを行い、小さな町工場の経営者を自殺に追い込んでいた。鷲津はその事件をきっかけに三葉銀行を辞職。渡米しキャリアを積み、今度は「ハゲタカ」外資の日本支社長として三葉銀行の前に立つ。三葉銀行のバルクセール担当者はかつての上司、柴野健夫(柴田恭兵)だった。
経済に詳しくないので解りづらいあらすじになってしまいましたが
「百聞は一見に如かず」見ると大変面白いドラマでした。
多数の資金を集め赤字企業を買い叩き、強引な再建計画を推し進め、その後に何倍もの高値で売る。また売るためには企業価値さえ上がればよい・・・こういうファンドを「ハゲタカ・ファンド」(略してハゲタカ)と言ったりするらしいです。
「死にかけた獲物の死臭をかぎわけ、その肉を根こそぎ食い尽くす・・・ハゲタカです」(TV記者三島由香のセリフ)
ただ、ドラマを見ていると「ハゲタカ・ファンド」が一方的に悪いようには見えないのです。
確かに強引な買い付けや人員整理を行うのですが、日本の悪しき経営にもメスが入り、会社を私物化していたオーナー一族、乱脈経営を行っていた経営者、役員などは放逐されていきます。ここだけを見れば悪いようには見えません。ハゲタカは買収ファンドである一方、企業再生ファンドとも言うそうです。(他方、景気への影響やリストラによる苦痛、企業を部門ごとに解体して売ってしまったり、その企業がもつ伝統的価値観などには目もくれないところがあります。高く売るために。)
私は実際の経済には疎いので、あくまでドラマの感想にすぎませんが。。。
もう一つのドラマの見所は人間関係。銀行の命令で貸し渋りをして自殺に追い込んだ事を後悔し、辞職して「ハゲタカ」となった鷲津。その時、悲しむ鷲津を諌めた上司柴野。柴野自身、疑問を感じながら鷲津と対決していきます。鷲津が自殺に追い込んだ経営者の娘、三島由香(栗山千明)はTV記者になっていて、かつての鷲津の真摯な態度とハゲタカとなった冷徹な鷲津とのギャップに疑問と悲しみを持ちます。そこにハゲタカ鷲津の新たな犠牲者の息子西野(松田龍平)がからみ・・・・・・説明できません。(汗
やっぱり「一見に如かず」ですね。個人的にはお気に入りのドラマの一つです。
ちなみに三島由香役 栗山千明というと私の場合、ホラー映画「死国」(「リング2」と同時上映)のイメージが強いです。
このドラマを見て、インテリ美人(キャスター)もいいなあと(笑。
難しい経済用語を簡単に説明している所もよかったと思います。
バルクセール(債権の一括売却)、ゴールデンパラシュート(高額な退職金)、民事再生計画、プロキシーファイト(議決権争奪戦)、TOB(株式公開買い付け)、ホワイトナイト(敵対的買収に対し防衛援助をしてくれる企業)・・・そしてEBO(従業員による自社企業の買収)等。(間違いがあったらごめんなさい)
当時の世相を反映しているような表現もあります。(ライブドア事件やインサイダー取引の事件など)
「・・・誰かが言った。人生には二つの悲劇しかない。一つは金の無い悲劇、もう一つは金の有る悲劇だ。」
私の場合、前者の悲劇ですね・・・。
「銀行は晴れている日に傘を貸し、雨が降ったら傘を取り上げる。」
このセリフが一番きました。
映画「ハゲタカ」はまだ見ていないので、今度見てみようと思います。
最近、夜中に再放送があり全6回。後に海外でも評価され多くの賞をとったそうです。当時、私はリアルタイムで見ていました。
ー以下、ネタバレがあります。ー
あらすじ(経済に詳しくないので、用語の間違い、勘違いなどがあると思いますが)
バブルがはじけ、多くの不良資産を抱えた日本。そこに目をつけたのが外資。アメリカのファンド「ホライズン・インベストメント・ワークス」(通称ホライズン)は赤字超過した企業をなるべく安く買い、強引とも言える再建をし、すぐに高値で売り抜ける「ハゲタカ」と言われるファンドだった。「日本を買い叩け」「まだ甘ちゃんのこの国を」。
三葉銀行も大量の不良債権をかかえていた。解決策として債権を一括売却する「バルクセール」を行おうとする。その債権の買い手こそが「ホライズン」。「ホライズン・ジャパン」の代表 鷲津政彦(大森南朋)はかつて三葉銀行に勤めていた。彼は銀行の命令により貸し渋りを行い、小さな町工場の経営者を自殺に追い込んでいた。鷲津はその事件をきっかけに三葉銀行を辞職。渡米しキャリアを積み、今度は「ハゲタカ」外資の日本支社長として三葉銀行の前に立つ。三葉銀行のバルクセール担当者はかつての上司、柴野健夫(柴田恭兵)だった。
経済に詳しくないので解りづらいあらすじになってしまいましたが
「百聞は一見に如かず」見ると大変面白いドラマでした。
多数の資金を集め赤字企業を買い叩き、強引な再建計画を推し進め、その後に何倍もの高値で売る。また売るためには企業価値さえ上がればよい・・・こういうファンドを「ハゲタカ・ファンド」(略してハゲタカ)と言ったりするらしいです。
「死にかけた獲物の死臭をかぎわけ、その肉を根こそぎ食い尽くす・・・ハゲタカです」(TV記者三島由香のセリフ)
ただ、ドラマを見ていると「ハゲタカ・ファンド」が一方的に悪いようには見えないのです。
確かに強引な買い付けや人員整理を行うのですが、日本の悪しき経営にもメスが入り、会社を私物化していたオーナー一族、乱脈経営を行っていた経営者、役員などは放逐されていきます。ここだけを見れば悪いようには見えません。ハゲタカは買収ファンドである一方、企業再生ファンドとも言うそうです。(他方、景気への影響やリストラによる苦痛、企業を部門ごとに解体して売ってしまったり、その企業がもつ伝統的価値観などには目もくれないところがあります。高く売るために。)
私は実際の経済には疎いので、あくまでドラマの感想にすぎませんが。。。
もう一つのドラマの見所は人間関係。銀行の命令で貸し渋りをして自殺に追い込んだ事を後悔し、辞職して「ハゲタカ」となった鷲津。その時、悲しむ鷲津を諌めた上司柴野。柴野自身、疑問を感じながら鷲津と対決していきます。鷲津が自殺に追い込んだ経営者の娘、三島由香(栗山千明)はTV記者になっていて、かつての鷲津の真摯な態度とハゲタカとなった冷徹な鷲津とのギャップに疑問と悲しみを持ちます。そこにハゲタカ鷲津の新たな犠牲者の息子西野(松田龍平)がからみ・・・・・・説明できません。(汗
やっぱり「一見に如かず」ですね。個人的にはお気に入りのドラマの一つです。
ちなみに三島由香役 栗山千明というと私の場合、ホラー映画「死国」(「リング2」と同時上映)のイメージが強いです。
このドラマを見て、インテリ美人(キャスター)もいいなあと(笑。
難しい経済用語を簡単に説明している所もよかったと思います。
バルクセール(債権の一括売却)、ゴールデンパラシュート(高額な退職金)、民事再生計画、プロキシーファイト(議決権争奪戦)、TOB(株式公開買い付け)、ホワイトナイト(敵対的買収に対し防衛援助をしてくれる企業)・・・そしてEBO(従業員による自社企業の買収)等。(間違いがあったらごめんなさい)
当時の世相を反映しているような表現もあります。(ライブドア事件やインサイダー取引の事件など)
「・・・誰かが言った。人生には二つの悲劇しかない。一つは金の無い悲劇、もう一つは金の有る悲劇だ。」
私の場合、前者の悲劇ですね・・・。
「銀行は晴れている日に傘を貸し、雨が降ったら傘を取り上げる。」
このセリフが一番きました。
映画「ハゲタカ」はまだ見ていないので、今度見てみようと思います。
ムギちゃんの眉毛&フジの時代劇()
2週間位前?よく行くショッピングモールでタクアンを買いました。
商品名は「ムギちゃんの眉毛~実はこれ、沢庵なの♪」。
なんてそのまんまな商品名。パッケージにもムギちゃんが。
東海漬物の商品で、その時は安売りっぽい感じで売られていましたが、今日行ったところ定価になっていました。
二期もはじまりましたしね。もうひとつ買ってみました。
久しぶりに「鬼平犯科帳」を見ました。
実在した「火付け盗賊あらため方長官 長谷川平蔵(鬼の平蔵)」の話です。
「鬼平」に限らず、フジテレビ系の時代劇は好きでしたねぇ。
フジはちょっとリアルっぽいんですよね、当時やっていた他局の時代劇より。
必殺仕置き人もフジだと「仕置き人藤枝梅安」という、シリアス?な感じでしたし。
他にも「剣客商売」「岡っ引き どぶ」、それに「八丁堀捕り物ばなし」なんてかなり地味~な話でもやってました。
いまや死語の「トレンディドラマ」をつくるフジとはちょっと赴きが違う感じで、フジの時代劇はかなり好みです。
この路線から影響受けたのか、その後テレ朝でも「八丁堀の七人」なんてのもやってました。
「鬼平」がうけていた頃、「暴れん坊将軍」に悪い火付け盗賊改め方の長官が出てくる話なんかありました。なにせ、あちらは「南町奉行所 大岡越前」ですからねぇ。
鬼平でもやっぱり言葉がたまらないのです。盗賊の頭目を「親方」ではなく「お頭」、「盗み働き」「お勤め」「押し込み」など。
「お勤め」には三か条があり
「犯さず、殺さず、貧しきものからは奪わず」
これをきっちり守るのが正統派の盗賊。
引き込み(手引きする女中や奉公人)をいれて、2年、3年かけて「お勤め」するわけです。
対して時間をかけず、盗みに入った先で人殺しもいとわない。女も犯す。
こういう非道な盗みを「いそぎ働き」といいます。
こういう非道な盗賊が増えたために奉行所だけでは取り締まれず、
幕府が独自の行動力を与えた特別警察が「火付け盗賊改め方」です。
ちなみに正統派の盗賊にはすごい頭目が三人いて
「蓑火の喜之助」「狐火の勇五郎」「夜兎の角衛門」。
この二つ名(あだ名?)もいいですねぇ。
未完ですが原作も全部読みました。「実録 鬼平犯科帳」という実際の江戸時代の火付け盗賊改め方の記録を解説した本も読みました。いろんな人が「長谷川平蔵」役をやっているようですが原作を読むと中村 吉右衛門がやはりぴったりっぽい感じです。(って、他の人のは見てないんですけど)
ちなみに「雲霧仁左衛門」「御家人斬九郎」も大好きでした。(このふたつはレンタル店にないんです。みたい!)
フジの時代劇はよかったなあ。
商品名は「ムギちゃんの眉毛~実はこれ、沢庵なの♪」。
なんてそのまんまな商品名。パッケージにもムギちゃんが。
東海漬物の商品で、その時は安売りっぽい感じで売られていましたが、今日行ったところ定価になっていました。
二期もはじまりましたしね。もうひとつ買ってみました。
久しぶりに「鬼平犯科帳」を見ました。
実在した「火付け盗賊あらため方長官 長谷川平蔵(鬼の平蔵)」の話です。
「鬼平」に限らず、フジテレビ系の時代劇は好きでしたねぇ。
フジはちょっとリアルっぽいんですよね、当時やっていた他局の時代劇より。
必殺仕置き人もフジだと「仕置き人藤枝梅安」という、シリアス?な感じでしたし。
他にも「剣客商売」「岡っ引き どぶ」、それに「八丁堀捕り物ばなし」なんてかなり地味~な話でもやってました。
いまや死語の「トレンディドラマ」をつくるフジとはちょっと赴きが違う感じで、フジの時代劇はかなり好みです。
この路線から影響受けたのか、その後テレ朝でも「八丁堀の七人」なんてのもやってました。
「鬼平」がうけていた頃、「暴れん坊将軍」に悪い火付け盗賊改め方の長官が出てくる話なんかありました。なにせ、あちらは「南町奉行所 大岡越前」ですからねぇ。
鬼平でもやっぱり言葉がたまらないのです。盗賊の頭目を「親方」ではなく「お頭」、「盗み働き」「お勤め」「押し込み」など。
「お勤め」には三か条があり
「犯さず、殺さず、貧しきものからは奪わず」
これをきっちり守るのが正統派の盗賊。
引き込み(手引きする女中や奉公人)をいれて、2年、3年かけて「お勤め」するわけです。
対して時間をかけず、盗みに入った先で人殺しもいとわない。女も犯す。
こういう非道な盗みを「いそぎ働き」といいます。
こういう非道な盗賊が増えたために奉行所だけでは取り締まれず、
幕府が独自の行動力を与えた特別警察が「火付け盗賊改め方」です。
ちなみに正統派の盗賊にはすごい頭目が三人いて
「蓑火の喜之助」「狐火の勇五郎」「夜兎の角衛門」。
この二つ名(あだ名?)もいいですねぇ。
未完ですが原作も全部読みました。「実録 鬼平犯科帳」という実際の江戸時代の火付け盗賊改め方の記録を解説した本も読みました。いろんな人が「長谷川平蔵」役をやっているようですが原作を読むと中村 吉右衛門がやはりぴったりっぽい感じです。(って、他の人のは見てないんですけど)
ちなみに「雲霧仁左衛門」「御家人斬九郎」も大好きでした。(このふたつはレンタル店にないんです。みたい!)
フジの時代劇はよかったなあ。